ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

子どもの発達障害に気付くまで 7(生後1歳~1歳1か月)

 ~栄養状態:要指導~

受付から診察室までもちろん激しく泣いていました。

状況を一通り説明したところ、医師から

「ずっとこの調子で泣いているのか!?」と叱責気味で問われ、「そうです」と答えるや否や、子どもの頭部にエコー?らしきものをあてていました。

その後も医師が大声で看護師達に指示を出すなど私への説明もないままに非常に緊迫した状況がしばらく続きました。

 

頭部の確認、血液検査等一通り終え、やっと医師からの説明がありました。

「以前このくらい激しく泣き続ける子どもがいて、実は脳腫瘍だった事があった。同じかと思ったけど、この子は大丈夫。血液検査では少し貧血気味だけど、ただどうしてこんなに泣き続けるのか・・・。」

母子手帳を何ページかめくりながら眺め、「はぁ??」と。


「この子、約90日で500gしか増えていないじゃないか!」

「もっと食べさせろ、栄養が足りていない。母乳出てないのか?ミルク飲ませろ!」
と非常に責められました。


つまり栄養失調で泣いているのだと。
そういう結論でした。
(生後10ヶ月頃が8785g、カウプ指数17.0%→1歳1ヶ月頃が9230g・・・465gしか増えていない)

その後は医師の指示通り必死に食べさせて体重を増やしていきました。

 

それにしたって・・・医師にかかる前も体重の事は気にしていたつもりでした。でも常に成長曲線内であったので、まさか増え方が良くないとは思いもよりませんでした。

 

結局体重が増えるにつれ確かに泣く事が少し減った様にも思いましたが、でもやっぱり寝入る前の夜鳴き等はあまり変わらない調子でした。

 

今回の事でもちろん自分を責めましたが、一件落着とはいかず私の不安感はなくなりませんでした。何となく泣き止んだ様に思えなかったといいますか、体重云々よりも泣く本当の理由が別にある気がしてならなかったからです。その思いがその後の気付きに繋がります。

 

次では1歳1ヶ月から地域の保健師へ相談するまでの事をお話しさせて下さい。

 

 

 

<激しく泣く理由を今更考察してみます>

このブログを書き始めた頃は息子も既に3歳10ヶ月になっていましたが、当時をふりかえるとこの子独特の事情や泣く理由がすぐに思い当たります。

 

息子は"お腹減った"ですとか"眠い"、"疲れた"といった自分の体内のステータスの変化に気付きにくいところがあり、どれもギリギリになってからしか気付きません。

 

特にそれらがいくつも重なると、大きくなった今でもパニックになって泣き暴れてしまいます。

0歳の頃なら、それらを伝える術もなければコントロールする事も出来ず、ただただ酷く泣くしか方法がなかったのでしょうね。

 

だから当時の私としては子どもが泣く前に先回りして「お腹減ってきたね、そろそろご飯食べようね。」などと本人の要求に気付かせていかなくちゃいけなかったのだろうなと思います(^^;)