ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

子どもの発達障害に気付くまで 21(生後1歳6か月~1歳8か月)

~小児鍼の効果~

前回の記事(子どもの発達障害に気付くまで 20(生後1歳6か月~1歳8か月))で書きましたが、酷い夜泣きに疲れ切っていた私は小児はりに通ってみる事にしました。

 

小児鍼ですぐに夜鳴きが軽減したとか、日中の癇癪泣きがなくなったという事はありませんでした。
(ウチの子の場合、夜鳴きの原因は前々回の~ひどい夜鳴きの原因と止め方~欄でお話しした通り「眠気・ストレス・空腹・のどの渇き」という複合的な状況で発するものでしたし、日中の癇癪泣きの大きな原因はいつかお話しさせていただく予定ですが"耳の感覚過敏"に因るところが大きかったからです。)


それでも、この小児鍼は何といっても私自身が癒されたので(笑)半年弱通い続けました。


どうして癒されたのかと申しますと、実は私自身が鍼治療を受けられたから・・・

という訳ではありません(*'▽')アハハでも受けておけばよかった様な気もします。

 

それはですね、先生が子どもの癇癪泣きを目の当たりにして
「す、凄い泣き方だねぇ・・・」とか、
「それだけ泣けるのは力があるからだね」とか、
「おかしいなぁ、このはりは他のお子さんだと気持ちよくて寝てしまったりくすぐったがる位なのに。」と毎回おっしゃって下さったんですね。

 

そうした共感の言葉を聞く度に、『やっぱり他人の目から見ても激しいと感じるのね』と自分に我慢がなさすぎる訳ではないと少し弱気になっていた気持ちを戻す事が出来たからでした。


この息子の状況を共感してもらえた事が私にとっての最大の癒しでした。


結局、鍼治療はこれといったはっきりとした効果は感じられないまま*12歳代にプレスクールに通い始めたのをきっかけに行かなくなりました。

でもきっと小児はりはウチの子にとっては皮膚の感覚過敏に効果があったのだと今は思います。当時は触られるのが不快で、私でさえ(全身どんな箇所にも)滅多に触らせてくれなかったのに、今ではベタベタにスキンシップを求めてくる子になれたからです。


感覚過敏は(持論ですが)、結局慣れるしかない(もしくは肌が少し厚みがでたり肌の成長を待つしかない)のだと思います。


最初は暴れ方が激しくて優しい先生の施術のはずなのにまるで荒治療の様に思えていた鍼治療も、最後の方では『何だかムズムズする』程度のリアクションしかしなくなっていまいした。

 

先生、あの当時は暴れてすみませんでした。
今は順調に成長しております(*^^*)

 

*1:当時書いた記事を何年かぶりに読み返すと・・・本当に失礼な言い方で申し訳ない気持ちです(^^;)なので補足させていただくと、この”効果が感じられなかった事”や”激しすぎる皮膚感覚への抵抗”がまさに感覚過敏を象徴していたと思うんですね。効果がなかったどころか、小児鍼の施術に対してもはっきりと感覚過敏のサインは出ていたんだという事が今の私にならすぐに気付くのですが・・・。施術を受けていた当時もブログを書き始めた頃でさえもまだまだ・・・本当にまだまだ何もわかっていなかったんだなぁ・・・と思います。