子どもの発達障害に気付くまで 34(生後2歳2か月~2歳5か月)
~家庭での取り組み~
前回ではようやく療育へとたどり着けたお話しをさせていただきました。
let-me-pick-you-up.hatenablog.com
でも”療育のプロにお任せすればOK!”とは思えませんでした。逆に『それで終わりじゃないな』、と思っていた私は家庭療育もどんどん進めて行こうと決めました。
そうした経緯で子どもがプレに通っている間に私が勉強した中で、療育前からいくつか家庭でも始めてみた取り組みがありました。
・視覚優位への対応
・環境を整える
・予定の提示
・感覚過敏への取り組み
・怒らない=自己評価の改善
・愛着の形成
・体の動かし方、運動機能の向上
等々です。
次回以降はそういった取り組みとその結果について記録させていただきたいなと思います。
~客観的な評価として~
わざわざ書き残す程の事ではないかもしれませんが、当時受けました新版K式発達検査2001の結果を記録させて下さい。
*姿勢・運動→90台
*認知・適応→70台
*言語・社会→90台
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*総合→85
という評価でした。
つまり『認知・適応』(目で見て模倣したり*1、指示された事に従ったり一緒に執り行う能力の部分)が他に比べて低いという結果でした。
問題は指数そのものよりも、出来る事と出来ない事の差が大きい事でした。
以後、この出来る事を通じていかに出来ない事を緩和していくのかを目標にしていきました。
*1:子どもが大きくなった今となれば良くわかりますが、おそらく感覚過敏が強すぎて、他人に触れたり触れられたりする事が辛すぎた事は模倣力に大きく影響していると思いますし、目の使い方なんかもこうした能力に大きく影響を与えていたのだと思います。当時がそうした過敏さに対して真っ先に改善したいと直感的に感じ始めた頃でした。