ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

子どもの発達障害に気付くまで 0(妊娠超初期~出生前)

『子どもの発達障害に気付くまで』シリーズ最後の記事です。

今回は出産前まで少し遡って、妊娠超初期の特記事項を備忘録程度に記録させて下さい。

 

 

~つわりで転倒~

あれが”つわり”、と言うのが正しいかどうか?実は今でもわからない程の事ですが、『あれ?少し遅れている・・・そろそろ妊娠検査薬を使ってみようかな。』と思い始めた頃の事です。

 

その日は朝から何となく胃が重く、貧血気味の様でした。

もともと私は体温があまり高くなかった為、手足の冷たさは常に感じていたのですが、夏にもかかわらず最近手足が冷えるなぁ・・・とは感じていました。

 

体調に微妙な変化はあるものの、せっかくの休日でしたのであまり気にせず夫と外出しました。

出る前に少し体調の事は夫に伝えたのですが、「無理しないで。」と言ってくれた事で逆に無理してしまいました。

 

とある駅で降りた瞬間、急に気分が悪くなり急いでトイレを探しました。

夫も慌てて探してくれたのですが、しかしそこはプラットホームにある駅長室でした。

『さすがにそこは嫌なのよ~、なんでわかってくれないのーーー(>_<)女子トイレを探してよーーー!!!』と心の中では叫んでいましたが、実際には声も出せない状態。

何とか必死にジェスチャーで拒否しながら階段をかけ上っていると、途中で胃の不快感が限界に・・・達してしまいました。。。

 

全身の血液が胃に集中してしまったのでしょうか?次の瞬間、一瞬にして貧血を起こし立っていられなくなりそのまま階段途中から転倒し転げ落ちたそうです。(この辺りから自分の記憶がありません^_^;)

 

 

~病院の救急処置室にて~

救急隊員さんに運ばれるのを感じながら意識を失い、気付けば後頭部の怪我の処置中でした。

「大丈夫だからね、今縫い合わせているからね。」と先生らしき方の声がするのですが、あまり痛みは感じずまだボーっとしていました。

少し意識が戻ったところで

「ボクは脳神経外科の医師です。救急で運ばれてきたからとりあえずこの頭の傷を閉じているよ。もうすぐ終わるからね。」と私に向かって話して下さいました。

 

その直後看護師さん達に向かって、「MRI(だったかCTのどちらかだったと思います)用意して。」とおっしゃったので慌てて

「ダメ、ダメです!」とだけ辛うじて言えました。

すぐに子どもの事を思いました。もし妊娠していたら影響があるのでは?と咄嗟に思えたからです。

「急に吐いて倒れたのだから、頭部の写真をみなくちゃいけないと思うよ。」と先生に言われたのですが、

「私、妊娠しているかもしれません。」と何とか先生にお伝えすると、

「あー、もしかして”つわり”で吐いちゃったの?

で、たまたま場所が悪くて階段から落ちて怪我したかもしれないの?」と先生は事の状況を理解してくれました。

 

すぐさま看護師さん達が夫に確認していましたが、まだ予定から1週間程しか遅れていなかったので夫には話していませんでした。

夫はかなり驚いた様子でしたが、妊娠よりも目の前の状況に対応するだけで必死といった感じでした。

 

そういった経緯でしたので、その日は処置だけして帰り

「落ち着いたら検査しましょう。とりあえず傷口の経過を見たいので、通院して下さい。」という事になりました。

 

 

~やっぱり妊娠していました~

翌日、早速検査薬で確認するとやっぱり陽性。

息子は着床期から激しい子だったのですネ。

(余談ですが、マタニティマークってこういう事があるから絶対に必要だと思います。万一急に倒れた時に医療関係者に一目でわかっていただけるメリットは大きいと思います。)

 

そんな経緯でしばらくの間は通院していたのですが、傷口の経過が良くなくて再度切開して再縫合*1を行い、妊娠4ヶ月中頃まで治療が続きました。

 

『この時の転落が生まれてくる子どもに影響しません様に・・・』と願いつつも、もしかしたら何らかの影響があったのでは?と時折思う事もあります。

 

ですので一応こうして記録しておきたいと思います。

 

 

~その他の異常~

妊娠後期に足のむくみがあった事と、実は出産のすぐ直前にあの東北の大震災がありました。

震災の当時は関東地方に住んでいました。地震の時はマンションの7階部分に住んでいましたので、張り出したお腹を支えながら揺れる非常階段を何度も上り下りしては不安な日々を過ごしていました。

そんな不安感からか予定よりも1週間以上遅れてしまいましたが、無事何とか出産を終えたのでした。

 

そして『子どもの発達障害に気付くまで 1』 

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 へと至るのでした。

 

 

では、次回からは子どもの発達障がいに対して自分なりに家庭療育を進めていった事などを記録させていただきたいと思います。

 

*1:なんとこの時は赤ちゃんへの影響を考慮してか殆ど麻酔無しで処置を行いました。なので切開も縫合も泣き叫ぶ程の痛みでした>_<