発達の凸凹への対応 3 ~スケジュール 編~(2歳2ヶ月~)
※子どもが小学生になった今だから言える事ですが、この記事の内容の頃は私もまだまだ人間として未熟だった様で、かなり無理矢理こちらの都合を息子に一方的に押し付けようとしていた様にも思います。今もし視覚支援をしたとしても、あくまでも”今日の一日の流れはこんな内容ですよ”といった、本当に一日の流れを丁寧に伝えるためだけの気持ちで作ると思いますし、本人の気持ちを聞き入れる余裕の時間も取り入れていると思います。当時はまだまだ”こちらの意図に従ってほしい”という気持ちが随分強くて、子どもの気持ちを汲み取ろうという姿勢にまだまだ欠けていた様に思います。(=つまりそんな余裕もない程大変だった、という事の裏返しなのですけれど)反省の意味も込めて当コメントと共にこの記事も残しておきたいと思います。
~一日の見通しをたてる~
とにかく怒らない育児をしようと発達の凸凹への対応 2 ~愛着を考える 中編~で決めた訳ですが、怒ってしまう要素をいくつか検討してみました。
その中でも一番の原因は、就寝時刻が遅いという事でした。
*【当時の息子の大まかな一日の流れ】(夏場の場合)*****
06:30頃~起床→一緒に読書
07:30頃~朝食
08:00頃~着替え
08:30頃~外遊び
13:00頃~帰宅後昼食
13:30頃~また外遊び
16:00頃~帰宅、家遊び
19:00頃~お風呂
20:00頃~着替え
20:30頃~晩ごはん
21:30頃~歯磨き
22:00頃~絵本
22:30頃~就寝
*****************************
当時も今も殆ど変わっていません(笑)(小学生になってほんの少しだけ寝るのが早くなりました)
とにかくお昼寝をせずに22:30~6:30の睡眠なんて体にいい訳がないと思っていましたので、寝ない事への私の不安が大きかったのです。
それから一つ一つの事にとても時間がかかっていました。というのも何かが終われば”遊んでしまう”からでした。*1
一つ一つをスムーズに切り替えていかなければより多くの睡眠時間を確保する事は難しいと考え、スケジュールの視覚化を試みました。
一日中在宅の日もあれば、プレへ通園する日もある事からその日のスケジュールに合わせて組み替えられる様に磁石でつけ外し出来る様に作りました。
当時の息子はまだ文字も読み始めで時計も読めませんでしたが、なんとなくそれらしいイラストを見つけてきて発砲スチロール板に張り付けていました。
このスケジュール板、今となっては全く使っていませんが導入当初は一日の流れを本人が理解する手助けに少しはなったのかな?とは思います。
↑こちらは3歳を過ぎた頃に作ったものですが、こちらの方が本人以外の動きも見えてくる点が子どもにとってはわかりやすかった様です。
~で、肝心の睡眠時間は?~
結局このスケジュール表を使い始めてから、何とか就寝時刻は20時台に戻す事が出来たのですが・・・
早く寝ようとすると体の多動(→こういう表現が正しいかはわかりませんが)が出る様になってしまいました。
布団の中でゴロゴロ動き回り、私や夫の上もお構いなしに転がる始末。
止めようにも本人にも止められない様で、結局23時頃に力尽きて就寝といった感じで逆効果となりました。
そこで、
20時台~絵本
21:30~消灯
22:00~就寝
へ切り替えたところ、布団の上をゴロゴロ転がる事はなくなりました。
結論としては、恐らく息子にとっての『遊びきった満足感』と『体の限界』を迎えるのが22:00なのだと思います。
それより早めても逆に遅くなってしまうので、クタクタになるまで遊びきって*222時には必ず寝る約束とする様になりました。