ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

公園巡り1(2歳5ヶ月~)

前回記事で公園遊びを意識し始めたお話しをさせていただきました。公園での特に遊具を使いこなす力をつけていきたいと思い、模索していった経過等をお話しさせて下さい。

 

~プール遊びから公園遊びへ~

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まだ食事はご飯や炭水化物中心で、今よりもずっと食べられる物が少なかった頃です。栄養の偏りからか、随分お腹が出ていたりぷよぷよした体系でした。

 

この年のは暑い日が非常に多かったので、プレのない日は泳ぐというよりも水に親しむ感覚で水遊びを積極的に取り入れていました。

こうして初夏から夏にかけプールや水遊びを多く取り入れて遊んでいくうちに、次第に息子の体の動きが力強くなっていくのを感じていました。

 

体幹というのでしょうか?体の中心がしっかりしたといいますか、フラフラしていた足腰もブレにくくなってきたり、大きな筋肉が育ってきたのかな?と思わせる様な動きが増えてきました。そうやって息子に付き合ううちに私自身の体の動きも軽快になってきましたので”そろそろ公園遊びに取り組めそうかも~”と思い始めました。

ちょうど夏休みでプレもありませんでしたので、こうして毎日外遊び三昧に暮れました。

 

 

~すぐに公園へ向かわなかった理由~

『そんなに公園遊びが大事なら、何故最初から公園へ行かなかったの?』という疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。

公園遊びを重要視していながらも躊躇したいくつかの理由についてですが、
(1)遊具を使いこなす為に必要なだけの基礎的な体格・体力の成長を待っていた事。
(2)失敗に弱い子なので、十分に成功する見通しが立ってからにしたかった。
(3)前回記事の最後に書きました様に、今の息子に適した遊具を思いつかなかった事。
(4)その他、水遊び(猛暑への対策も含め)や室内遊び等優先していた事があったから。

だいたいこういった理由です。

 

 

特に(1)については、公園の遊具といえば、シーソーやブランコ等、”腕や手でしっかりと遊具を握り掴む力”、”バランスを保つ能力”等がいろいろと必要なのだろうと思います。

(すみません、私は運動関係への知識が皆無で間違った事を申し上げるかもしれませんm(_ _)m 上記はあくまで私の主観です。)

もしそういった能力がもっと幼い頃から発揮出来るなら(1)の様な考えは不要ですが、怖がりだったりバランスが悪い場合でもある程度身長や手足が伸びれば地面に足が届くだけでも不安感は大きく緩和されるかな?と思ったのです。

加えてプール遊び等を通じて体幹がしっかりしてきた事で(2)の失敗についても”失敗せずに上手く出来そうな遊具があるのでは?”と思えてきたのです。

 

 

~ある遊具に目星をつける~

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その中でもこういった階段ではなく石がところどころにある『滑り台』に目をつけました。(※この写真はもっと後になってからのものです。)

 

というのも最初に成功したオーソドックスなタイプの物を繰り返し練習していく中で、上へ上へと進むにつれ(不安感からか?)手足が上手く動かなくなってしまう事がありました。

 

そうした場合は

「次は右手を動かして、その次左手、次は右足、最後に左足を動かすよ。」

動くべき動作を言葉で伝えると怖がりながらも

「みぎて、ひだりて。」

と言いながら聞いた通りに動こうとする事が良くありました。

 

 

『なるほど・・・混乱してくると、どう動かして良いかわからなくなるのかも知れない・・・。』

と息子の状況を何となく理解してきましたので、

・こういった状況に慣れる事。
・何度も繰り返し練習する事。
・練習により自然な手足の動きを獲得する事。

を目標に、階段より広範囲で動き、動作に選択の余地がある飛び石の段を使う事で息子自身が自分の四肢の動きを意識しやすくなるのでは?と思ったのです。

 

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それから(この写真ももっと後になってからのものですが)こうした”ハンドル”のある遊具も息子にとっては楽しい見立て遊びの要素もありましたので、階段の上にある滑り台やハンドルで遊ぶ事を目指して遊具へ誘っていこうと考えたのでした。

 

~結果~

最初は怖がってなかなかうまく出来ない事もあったのですが、無理矢理はさせずに毎日少しづつでも続ける事で慣れたり力の使い方を理解していった様です。

普通の階段式の滑り台よりも傾斜が緩やかだからか高さへの不安感も少なく、次第に手足の動かし方もスムーズになってきたのです。

その結果、元々は足の力の方が強い子だったのですが、腕の力も足と同じくらいにある様な気がしてきたのです。

動かし方が上手くなかっただけだったのかもしれませんし、遊びを通じて握る力や腕で支える力がついたのかもしれませんし、そのどちらかはわかりませんが腕が上手く使える様になった事で、別の遊具への興味が一気に出始めました。

長くなりましたので、別の遊具のお話しは次回にさせて下さいませ。