ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

多弁(お口の多動)の始まり(2歳6ヶ月~)

~プレの2学期~

水遊びや公園遊びに明け暮れた夏休みも終わり、プレの2学期が始まりました。
(プレスクールは週2。プレのない日は相変わらず公園巡りをしていました。)

運動面の向上にひきつられてか、夏休み中に発語が随分増えました。
自宅では・・・それはそれはもう・・・うるさい程しゃべっていました(笑)

スムーズにお話しをする、という訳ではなく、
「この電車、速いね~。」
「この電車、びゅーんだね。」
私が返事をするまで何度も同じ内容を言い換えて話していましたので、きっと自分の言っている内容が他人に伝わっているか?を確認していたのかな?と思います。

そうした変化はプレでも同じ様に出ているのかと思っていました。

が、そうではなかったのです(笑)

今から思えば場面緘黙の様な事があったのですね。
場面緘黙とは?Wikiのページをリンクさせていただきます。(場面緘黙症

家庭では多弁なのに、プレでは全く話せないに近い状態だったのかもしれません。
(確かに、当時家庭では英語で100まで数えられていたのに、プレの先生方からのお話しでは30までも言えない様でした。)
知っているのに、言いたい事があるのに、場所や対する人が異なれば発話しない・・・。


が、次第にプレの自由時間などでベラベラとしゃべる様になったそうです(笑)

「お子様、実は結構おしゃべりされるんですね!」
とある日プレの先生からお聞きする事がありました。

私にしてみれば『えーーーー????今までしゃべらなかったんでしょうか??』と内心笑ってしまいました(笑)確かに、それまではお迎え等で息子の様子を見ていると、あまりお友達や先生に話しかける様子はありませんでした。。。

時間の経過とともにプレの先生方や優しいお友達の事が少しづつわかりはじめ、『ここなら話しても大丈夫なんだ』と思え始めたからなのかな?と思います。


こんなタイプの子ですから、きっとプレのお友達との関わり方もあまりわからず『ボクどうすればいいの?』とずっと思ってきたのでしょう。

まだこの月齢の子ども達って、他者との関わり方がわからないタイプの子も多いと思います。
特に姉妹兄弟のいない息子の様な場合は自然に身につく、というよりも周囲の大人に少し間に入ってもらいながら接し方を憶えていく事もあるのかな?と思います。

プレの先生方もそういった事を良く理解されていて、息子が例えばお弁当の準備が早く出来た時は、他のお子さんのお手伝いを促して下さったりと自然に他のお子さんと関われる機会を沢山作って下さっていました。

そういった経緯もあり、運動機能の向上もあり、このタイミングでおしゃべりが一気に増えたという事かな?と思います。
(今回は推測が多くてすみません、プレであった事は想像でしかなく、私が実際に見た事ではない事も多いのでこんな書き方になっています。)

 

 

~プレの2学期~

家庭での多弁は相変わらず続いています。
プレから幼稚園に変わった時に、また場面緘黙の様な状態にもなりました。
ただ、今度はお友達と関わりたいという意志があってか、ある時期になり積極的におしゃべりの練習を独学で始めた事がありました。

それはまた3歳半頃の記事の中で記録させていただく予定です。

 

で、騒がしいほどの多弁の止め方は・・・ウチでは特に止めていません。(というよりもいくら抑止しても止められないといった方が正しいかもしれません。)
公共の場なので静かにしなければいけない時などは

「今はお話ししませんよ。」

と伝えます。それで治まる場合はそれで良いのですけれど、治まらない場合はどうして今この場で話したいのかな?という原因を探って対応しています。
(何か興奮する事があれば、同意したりといった程度ですが。)

そしてそれでもダメな場合は環境を変えるために退席しています。

 

家庭では多弁もお話しの練習なのだろうと思い、相手出来る時は出来るだけ会話になる様に話を促したり、掘り下げたりといった程度の事はしています。

お相手出来ない時は・・・正直に
「ごめん、今お話出来ないョ。後でお話ししようね。」と伝える様にしています。
(最近ではやっと少し待ってくれる様になりました(笑))

 

 

が・・・多弁の問題はそう簡単な問題ではないというのが息子が小学生になった頃に痛感している次第でございます。