写真を見ても誰かわからない(2歳8ヶ月~)
今日は笑える過去のお話を一つさせて下さい。
~プレで撮影した写真~
プレでの生活にも馴染み様々なイベントや授業を通じて、同じクラスのお友達や先生との交流が深まっていった2歳後半頃の事です。
息子本人の口から先生方やお友達の名前が頻繁に出始め、
「今日は○○くん来てた。」とか
「△△ちゃんと遊んだ。」
といった話しをしてくれる様になってきました。
私も嬉しくなり、先生方が撮影して下さったプレ生活の写真を息子に見せながら、
「○○くんて、このお友達でしょ?△△ちゃんはこっちかな?」
と聞くのですが、息子の反応は『???』でした。
私の勘違いかもと思い、
「あれ?ママ間違ってる?このお友達じゃなかったかしら?」と聞くと、
「・・・うーん。わかんない!」
と答えるのです。
『まだお顔を覚えていないのかな?じゃあ・・・どうやって○○君、△△ちゃんとわかったのかしら?声かも・・・』などと考えていました。
するととある別の写真を見つけた息子が、
「あっ!☆☆先生だ!」
と指で示すのです。
でもその写真には☆☆先生は見当たりませんでした・・・と思ったら・・・
確かに☆☆先生が写ってらっしゃいました、足だけ(笑)
当時の写真をイラストで再現してみました。
イラストの様に右上に☆☆先生の足元が少しだけ写っていたのです。
ピン・・・ときました(笑)
顔が怖いからか、対象者の輪郭に先に目が行く特性からか・・・。
顔は覚えられないけど、代わりに靴や足の雰囲気なら顔から遠いので見る事が出来る!
足で誰かを覚えていたから、顔だけの写真では誰かわからなかったという真相なのでした(笑)
顔を覚えられない相貌失認(Wikiページへのリンクです→相貌失認)という脳障害を思い出しましたが、こんな事もあって対象物の中心を見る練習をそれとなーくして参りました。
今でもまだ苦手だけど相手の目や顔全体を見る事を覚え、幼稚園でクラスで撮った運動会の写真を見ては
「□□ちゃん、笑ってるね!」
と言える様に。(視線のポイントを変える練習は、ちょうど3歳頃に始めました。ですのでその内容はまたその頃の時期に書かせて下さいませ。)
気付いた当時は大変驚いた事象でしたが、今となっては笑い話の一つになっています。
追記
ちょうどその頃私が髪を切ったんです。
バタバタでずっと美容院に行けなかったので気付いたら腰あたりまで伸びていました。あまりに長くて重いので息子がプレに行っている間にバッサリ切りました(笑)
でも帰ってきても息子は全く気付かなかったんですよね。
変化を嫌う子だから泣くかな?と覚悟でお迎えに行ったのにスルーでした。
いかにこの頃相手の顔付近を見ていなかったか、という事を示すエピソードだなぁと思い追記させていただきました。
・・・と、この記事を書いた当時は思っていたのですが、髪型に関してはどうやら息子はショートヘアの女性が好きな様で、もしかすると短く切った髪を気に入ってくれていたんだけどそれを表現出来なかっただけ・・・かもしれません(^^;
なんて小学生の息子を見て最近思う母でした。