順序・順位に対するこだわり(2歳8ヶ月~)
過去の振り返りが3歳頃まで進んできましたが、忘れていた事がありましたので記録させて下さい。2歳8ヶ月頃へ少し遡ります。
~順序へのこだわり~
冬の事です。
一日のスケジュールの目処になる様なものは視覚的にわかりやすい様に提示していました。 過去記事発達の凸凹への対応 3 ~スケジュール 編~(2歳2ヶ月~)で載せたスケジュール表です。 それぞれの項目は磁石で付け替える事が出来るので、その日により変えて使っていました。
夕刻以降の流れとして、夏は公園遊びから帰宅→お風呂→ごはんの順番で良かったのですが、冬は湯冷めして風邪をひいてしまうといけないと思い、
ごはん
↓
おふろ
↓
トイレ
↓
歯磨き
↓
就寝
の順に変更したかったのですが・・・こだわりがあった様です。
どうしてもお風呂とごはんの順番を変えたがらない。。。
無理に変えようとすると癇癪・・・という日々でした。
普段ならもう少し納得してくれる感じも出てきた頃でしたので、眠さや疲れが出る夕刻なので余計にこだわりを流せないのかな?と。
本人の希望通りの流れで進める事にしました。
他にも、着替え時(まずTシャツ→最後に靴下)や靴をはく順番等にもこだわりが顕著になり始めた頃でした。
こうしたこだわりは成長に伴い、空腹がわかる様になって先に夕食をとれる様になってきたり、着替えも私と競争や着替え遊びをしていく内に次第に緩んできました。
当時の認知力・理解力ではこうしたこだわりをすぐに改善する事は難しかったので、気長に少しづつというスタンスを保ち続けて接していました。
~順位へのこだわり~
確か3歳半頃だったと思います。
順序や手順へのこだわりが薄らいできた頃、今度は順番へのこだわりが出る様になってきました。例えば食事の着席の順位や家族でかけっこした場合の順位です。
1位 ボク
2位 ママ
3位 パパ
何かにつけこの順位じゃなきゃ嫌!という事が多くなってきました。
実は2歳代までは逆にみんなの最後でないと何をするのか不安で中々足が進まないタイプでしたので、成長に伴う変化なのかなと思います。
家族内での事はこのこだわりを利用したり本人の好きにさせておく気持ちがあります。
例えば遊びに夢中で食事の席に来ない場合は「あら、ママ1番で良いかしら?」と声掛けすると飛んできます。
こうした点は利用しながら、もう少し成長して食事時は自分の判断で来られる様になるのを待とうと思います。しかし幼稚園や習い事等でもこうした順位へのこだわりを炸裂させている気がしてどうしたものか・・・と思います。
~未就学の間は続きました~
順序へのこだわりは4歳前にはあまり気にならなくなっていた様に思います。
一方順位へのこだわりは4~5歳。
障がいの有無に関係なく多くのお子さんも同じ様に1位にこだわる事なのかも?と思い、そこは仕方ない部分とも思うのですが、負けた時に癇癪や我を通そうとするのではない対応の仕方を教えていかなくちゃ・・・と考えて少しづつ負けの受容を進めていこうとしていきました。
で、結局食事の順番にこだわらなくなったのは4~5歳頃です。夫が多忙になり食事も私と二人の事が増えていき、気付けばあまり気にしない様になっていました。又、何かにつけ家庭内では順位をつけたがる点についてはマインクラフトなどのPCゲームの設定などを夫がやってあげているうちに息子の心の中の地位が向上していった様です。小学生になる頃には家庭内ではこうした順位づけをしなくなりました。