ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

甘やかしと甘えさせるの違いとは? その2(2歳代~現在まで)

~本当にやりたかった育児~

 

前回からの続きです)

息子に対して私が母から受けた育児と同じ様にしていては・・・

きっとこの子は社会人どころか学校生活も難しくなってしまう。*1

 

親に叱られた記憶ばかりで甘えた記憶のない私。

自分がもし子どもならどんな親がうれしいのか?

どんな事に気付いてくれたら安心出来るのか・・・?

 

この機*2をきっかけに色々考えました。

『いい機会だから本当にやりたかった育児や子どもとの向き合い方をきちんと見つけていこう』

そう思い立ったのです。

 

そして出した結論は、

社会に適応させる前に(家族という)社会に受け入れられている感覚をしっかりと感じて欲しいと思った事でした。

 

 

しつけよりも大事な事を伝えなきゃ。

たとえ甘やかしていると後ろ指をさされても。

ちゃんと伝われば、

ちゃんと軌道に乗れば、

きっといつか社会のルールを教えていける様に育つはず。

最初から厳しくする、それだけがしつけじゃないんだ。

 

理を教えること。

世の中には暗黙のルールがある事、又その理由を伝え、理解を促す事。

理解したルールを自分で応用していく力を身につけること。

 

特に模倣力の弱い息子には自力で正しいと思う事を考えて判断していく能力を育てなくちゃ。

 

人間としてのしっかりとした心身の土台作りをするために、しつけの前に成すべき事がある事にこの時気付いたのです。

 

(続きます)

*1:しかし実際には私なりの育児をすすめた結果昨年度は学校に行けない状態に陥ってしまった、という事態に・・・

*2:前回、ダメという声掛けで育児が破綻した旨をお話しさせていただいたのですが、その経緯を記録したのが

”ダメ”と”おしまい”(2歳~)

というちょうど一年前の記事です。”ダメ”という語や”おしまい”という言葉について考えた事をまとめています。