ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

子どもの発達障害に気付くまで 11(生後1歳4か月~1歳6か月)

~指差しの訓練~

断乳とともに、子どもの会話や意思疎通の力をもっと伸ばしてやりたいと思い始めたのですが、当時息子はまだ指差しをしませんでしたのでまずは私が興味がある事に指をさす事を意識しました。

 

方法はいたって簡単で、道路を歩いては「あ、ミキサー車だ!ごみ収集車だ!」という具合です。 

根気よく続け、私の指をさした方向を見る物と見ない物が次第にわかりはじめました。

 

つまり子どもの興味がある物を指した時は指先を見てくれる確率が高かったのです。

車やバス等の乗り物系と鳥や動物といったものに強く興味がある様でした。

 

そんな調子で続けたところ1歳4ヶ月のある時、子ども本人が指差しする事を覚えました。

私の行動を模倣し、自分もやってみようと思ったのでしょう。

何か食べたい、飲みたいものを要求する為の指差しはまだありませんでしたが、自分の興味を伝える手段としての指差しを獲得した瞬間でした。

 

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↑はメモ書きを残し始めた頃の母子手帳予備欄です。(字が汚くてすみません) こんな風に指差しをし始めた事や言葉が出始めた事を記録していきました。

 

こんな事を始めたのは、検診までに少しづつ息子の様子を記録し1歳半検診でもう一度保健師の方やそれ以外の方に状況を確認していただこうと思ったからです。

(なんだか必死であら探ししている様で悲しいですネ(^^;)どうせなら楽しい記録を残したいですよね(T_T))

 

まぁ、もし息子が自閉症だったとしたらやはり専門家でもない私が一人で解決出来る事ではないでしょうし、もしこうした記録が早期療育に繋がれば、この辛く苦しい日々を打開できるきっかけに出来るんじゃないか、と考えての事でした。

 

それでも私はまだこの時、本当に苦しんでいるのは私ではなく息子だという事に気付いていませんでした。

 

 

次回は指差しで興味を持った乗り物の事や検診の様子をお話しさせて下さい。