ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

実りの秋~運動会の収穫~(3歳8ヶ月~)

~運動会の影響~

前回書きました年少の運動会で、思いもよらなかった事が2つありました。

 

1つ目は、ある競技で息子が思いもよらぬ反応を示した事です。

まだこの頃は勝ち負けの意味もあまりわかっておらず、

誰が勝とうが負けようが我関せずの息子君でした。

 

ところがとある競技で酷く癇癪を起こして泣き始めたのです。

それは”玉入れ”でした。

 

他人との競争での勝ち負けではなく、自分が投げた球がカゴに届かない事に憤慨したらしく、先生に泣きついてカゴの先を指差しながら必死で届かない事を訴えていました(笑)

”この子にもちゃんと悔しい気持ちがあったんだな。”と思えてこの時は妙に安堵しました。*1

 

この悔しさをうまく利用して、次の春の運動会では玉入れの練習を事前に家庭で取り入れて『練習すれば出来る』という意識をつけてあげたいな、と思った次第です。

 

 

そしてもう一つの影響は、(実はもう少し時間が経過してからはっきりわかった事ですが)どうも私以外の誰かとおしゃべりをしたいと思い始めた様なのでした。

運動会で優しく声掛けしてくれたクラスメイトたちの事。

どうやら運動会を通じて近くに居てくれる他者に気付き、興味を持ち始めたのでした。

 

 

一方、そうとも知らず急速に冬に向かって寒くなる日々に、

当時私は家遊びの準備に勤しんでいた記憶があります。

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「よ~し、どんな遊びだったら乗ってきてくれるかな?」と毎日の帰宅後の遊びの為に、息子が帰るまでにあれこれ仕込みを進めていた当時。

※冬は手先の動きの強化や想像遊びを進めて行こうと、息子が大好きなおもちゃシリーズで役に立ちそうなおもちゃを密かに購入していました。(不器用でもごく簡単な組み換え遊びの出来るおもちゃなんかが多かったです。)

 

『さぁて、これで息子くんと遊ぶぞ~』なんて意気込んでいた私は、この後起こる出来事に少し肩透かしにあった様な、そんな状況へと突入していくのでした。

*1:5歳を過ぎた頃には逆に何に対しても勝ち負けにこだわる気質がはっきりとしすぎていて、負けを受容させていく事を少しづつ覚えさせている過程にあります。この玉入れの件が負けや出来ない事を悔しく思い、誰かに伝えようとした最初のエピソードかもしれません。