ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

幼稚園選び1(2歳11ヶ月)

さて、長かった2歳代のお話しも終盤に突入です。 今回は悩みに悩んだ幼稚園選びのお話しをさせて下さい。

 

~選べない理由~

季節は冬も後半、もう3学期も半ばという頃の事です。 通学していたインターもそろそろ終わり・・・というのに、まだ春からの幼稚園を決めかねていました。

しかし私がのんびりしすぎたせいで、事態は急変しました。

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

 ↑過去記事に書きましたが、この時に通わせていただいていた第一候補の幼稚園が一杯になってしまったのですΣ( ̄ロ ̄lll)
(こちらに決められなかった理由は後ほど・・・。)

のんびりにも程がある!と自分でも思うのですが、決められない理由がいくつかありました。

(1)ここ数ヶ月の息子の伸びが想像以上に良かった事。
(2)幼稚園に求める事⇔家庭で取り組みたい事の線引きが難しかった事。
(3)そもそも、別のインターや保育園を選択する可能性について検討してこなかった事。

こんな理由でした。
日々の息子への対応に追われ正直脳がそちらに向かない状態で何も判断出来ない・・・
といってもいつまでも逃げていても仕方ない、という事で真剣に考える事にしました。

 

~臨界期仮説~

まず、整理しやすそうな点から考える事にしました。

 

(3)の別のインターですが、こちらは『母語の臨界期仮説』という母語第二言語の獲得可能年齢等についての考えが頭にチラつきました。

最初は話せる様になるなら英語でも構わないと正直思っていました。それが療育を進めるにつれ日本語への反応が随分良くなりました。
諸説ある様ですが、3~5歳が母語の臨界期・・・ちょうど今から迎える幼稚園の通園時期と重なります。
この数ヶ月で日本語のどんな点が息子にとって難しい点なのかも少しづつわかりはじめ、このままこうした試行錯誤を続けて行けば良い結果が出るのでは?と思える様になりました。

そうした経緯や経験から大丈夫と判断し、日本語を母語として獲得させたいと、選択肢から消しました。

Wikiの臨界期仮説のリンクをのせさせていただきます→臨界期仮説 - Wikipedia)

 

 

~保育園の選択肢~

保育園は少し前に選択肢から消してはいたのですが、やはり自分の対応や保育のまずさがあるならプロにお任せした方が・・・という思いが消せませんでした。

 

そこでこの際一度話だけでもうかがってみようとある園へ電話してみました。

担当の方に春からの通園希望という点と、息子には発達に少し難しい点がある事を伝えた所、
「で、あなた自身は働かれているんですか?働く予定ですか?障がいがあるかは知りませんが、お母さんが働いていないならウチではお引き受け出来ません。行政に掛け合ってください。」
と、電話を切られてしまいました。

『・・・それはその通りよね。』とさっぱりしたお返事に我に返った事を覚えています(笑)

保育園はそもそも働くお母さんに代わって保育する機関、という事ですね^_^;*1
”もっと努力しなさい!”と叱咤激励を受けたと思い、改めて自分自身で頑張る決意をしたのでした。

こうして(3)の選択肢は消えました。

 

長くなりましたので、数回に分けさせて下さい。
次回は(2)の幼稚園に求める事をお話しさせていただければと思います。

 

 

 

*1:もう数年前の事ですので、今はあの頃よりも随分柔軟な受け入れに変わってきているかもしれませんし、きっとお住まいの都市毎の方針にもよると思いますので、こちらの対応はあくまでも当時私が経験した事としてお読み頂ければ幸いです。