ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

幼稚園選び2(2歳11ヶ月)

前回の『幼稚園選び1』からの続きです。

幼稚園を選べない理由として、
(1)ここ数ヶ月の息子の伸びが想像以上に良かった事。
(2)幼稚園に求める事⇔家庭で取り組みたい事の線引きが難しかった事。
(3)そもそも、別のインターや保育園を選択する可能性について検討してこなかった事。
を挙げていました。
今回は(2)について考えた事を記録させて下さい。

 

 

~各園の特色~

=*=*=自由保育/設定保育=*=*=

幼稚園といっても様々な特色の幼稚園ばかりでした。
ただ大きく分けると、
(a)自由保育
(b)設定保育
の2つと、
(☆)大規模園(1クラス30人×数クラス)
(○)少人数制(1クラス5~15人程度まで)
の人数構成に分ける事が出来ました。

 

息子の場合、「好きに遊んで良いよ」と言われると
『・・・ドウスレバイイノ??(゚Д゚≡゚Д゚)??』と逆に混乱するでしょう。
他人の模倣も苦手なので、お友達のやる事を見よう見真似でやってみる事も考えにくいです。

ですので(b)の設定保育に絞りました。

 

 

=*=*=お勉強系/のびのび系/経験系=*=*=

設定保育の園にも様々な特色があり、
(Ⅰ)お勉強・お受験系
(Ⅱ)のびのび系
(Ⅲ)上記2つの中間・経験系
こんな風に分けて考えました。

(Ⅰ)は一日の大半が四則演算や読み書き中心
(Ⅱ)は(Ⅰ)と反対に遊びや製作を中心にのんびり子どもの動きに合わせつつ、一応スケジュールを設定しながら一日を過ごす園
(Ⅲ)は上記(Ⅰ)・(Ⅱ)のちょうど中間。一日のスケジュールははっきりしていて、様々な体験を通じて遊びや運動・勉強への興味の種まきを目指す園

勉強は・・・おそらくやれば得意だし本人の自信にもなるでしょう。
でも筆圧が弱かったり、場面緘黙の様に人前では答えられなかったりと自分の理解度を人に示す力が弱い事の方が後々には大きく響いてきそうでした。

ですので(Ⅰ)お勉強・お受験系は早々に選択肢から外しました。
そして(Ⅱ)のびのび系と(Ⅲ)中間のどちらかに絞ろうと思いました。

 

 

~幼稚園時代に備えたい事~

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

以前↑先述の記事の中で、私自身がひどい猫背という事に触れました。

 

小学生頃からずっと、いくら努力してもすぐに背が曲がってしまう所がありました。
心配した母親が背筋用の矯正用品を購入してくれたのですが、全く効果がありませんでした。

特性のあるタイプの人はどこかしらの筋肉の弱さ・育ちにくさがあると聞いた事がありますが、私もそうだったのかも知れません。

 

そうした経験から、幼少期うちにの息子に備えさせたい事は
①正しい姿勢を保ちつづけられる筋肉・体力を養う事
②食事・トイレ・歯磨き・お風呂・睡眠等の身辺自立と習慣づけ
③自分の気持ちに気付く事、同じ様に他人の気持ちにも目を向ける事

こういった単純な事だけでした。

 

ただ同時にこれらは『生きる基本』にもなると思うんです。
小学校入学を見据えて、とか受験に備えるのではなく、大人になってからもずっと生涯にわたり必要な基礎的な事をまずはしっかりと習得させたかったのです。

 

 

~のびのび系を選ぶ→状況が一転~

そうした考えもあり、遊びの中から体作りや友達とのやりとりを学べる(Ⅱ)のびのび系を選び、入園手続きを済ませました。

 

幼稚園には体作りや集団生活に関わる部分をお願いし、本人の好きな知識の習得や小学校入学に向けた準備は家庭で徐々に進めて行こうと思ったのです。


ところが、状況が変わる出来事がありました。
入園直前の授業体験で、息子は制御不能に陥りました。。。

それこそが以前から第一候補として挙げていたプレに決め切れなかった原因。
そんな事態が私の目の前で起こったのです。

過去記事の様々なパニック(2歳7ヶ月~)で書きましたが、第一候補のプレで教室から出た瞬間や別の場所へ移動した際、いきなり走り回っていくら制止しても止まらず、静かな場所へ移動させてクールダウンさせなければならなかったそうです。
そんな日は帰宅してからも数時間程指示が通りにくい状態になりました。

それが正に目の前で起こったのです。

入園を決めたこの園でヘラヘラと笑い指示が通らず走り回って落ち着かず・・・先生方が絵本や紙芝居を始めても、一人で部屋の隅で別の遊びをしていました。

『園の方針はとても良いのに、息子には何か難しい点があるのかしら・・・』
そこからまた深く・・・深く悩む事になりました。

 

長くなりましたので、次に分けさせて下さい。
次回は別の園を選んだ事(幼稚園に求める事/家庭で取り組みたい事の見直し)についてです。