幼稚園選び3(2歳11ヶ月)
入園を決めた幼稚園の体験授業でパニックに。
どの園にお願いするのが一番良いのか・・・悩んで出した結論です。
~パニックの要因分析~
パニックの出現条件等を少し整理しました。
・部屋や場所が変わる時。(特に狭い→広いへの移動。)
・大人数の時。(特に保護者や大人の参加が多い時。)
そういえばインターのプレでお別れ会があった時、私と一緒の場合は私が近くで指示出来たので何とかやり過ごせたのですが、園児さんだけで何かをする場合にはプチパニックになっていました・・・。
お別れ会はいつもの教室内でしたが、全員の保護者の方がいていつもとは違う雰囲気だったのです。
人数・・・
これが現時点での一つのカギに思えてきました。
~別の園を模索する~
実は最後までどちらにするか悩んだ園がありました。
設定保育の園で、前回の記事では『(Ⅲ)上記2つの中間・経験系』に分類した園でした。(つまり”お勉強系”/”のびのび系”のどちらでもない園です。)
何より一番気に入っていた点が、明るく朗らかで子ども達の事が大好きな先生方が多くいらっしゃるという点でした。
”この先生方と一緒なら、苦手な取り組みも楽しく頑張る気になれそう!”とこちらが思うほど明るく前向きな園でした。
ただ、敬遠する理由がありました。
それが人数・・・つまりこれまでの選択肢にあった園とは全くの正反対・・・少人数制だったのです。
”もし他の園児さん達に嫌われてしまったらどうしよう・・・。
お友達が出来ないどころか避けられたり疎まれたりした場合はどうなるのかしら・・・。
園児さんが多い園なら分かり合えるお友達にも巡り会えるかもしれない。”
という考えが払拭出来ず、一度は避けたのでした。
でも今のプレでもパニックになるのに、もっと増えたら・・・。
1クラス30人の園の場合園児さんだけで30人。保護者参観ならその両親や兄弟姉妹、運動会等に至ってはおじいちゃんおばあちゃん等全園児さんの関係者でものすごく沢山の人数になる事が想像されました。
行事等を考慮すれば少人数制でちょうど良い様に思えてきました。
そういった考えが的外れではないか?と不安になった時、療育の先生やインターの先生に少し相談に乗っていただきました。
息子の特性を良くご存知の方々からも少人数制のメリットを一緒に考えていただけて気持ちが落ち着きました。
~敬遠していた少人数に賭けてみる~
少人数制に賭けようと決めた訳ですが、保育内容自体は魅力的でした。
ちょうどその頃息子は朝の子ども番組の体操にハマり出した頃でしたが、リトミックやお遊戯、音楽の授業があったり、体育、制作、サッカー、英語、科学等行事が盛りだくさんな園でした。
毎日忙しすぎるのでは!?とも思ったのですが、
「ボク、お絵かき苦手だよー。」とボヤく暇すら無い方が良いように思いました。
出来ない事を落ち込むより、次々と新しい経験を通じて興味の種まきをしていただければ。
本人が興味を持つ事があれば、それは家庭でも引き続き取り組めば良いかなと考えたのです。
(その他にも基礎的な体力づくりや苦手な事への挑戦は引き続き家庭で取り組んでいこうと線引きしました。)
そして園での生活を通じて、先生に助けていただきながらお友達とのやり取りを少しづつ経験してくれたらいいなと思いました。
~期待と不安~
「ボク、ここいく!」と気に入った様子でした。
ホっと安心・・・する間もなく幼稚園へご連絡。
間もなく4月でしたのに事情と入園希望を伝えると、快く引き受けて頂く事が出来ました。
あまり不安になる時間もなかったのが良かったのかもしれませんが、とにかくバタバタと手続きや準備を進め入園式を待ちました。
今振り返って思うのは、最後まで悩み・熟考して良かったな~と。
息子は毎日園でお友達と遊んでもらったりバスの通園を楽しんでいます。
<追記>
もしかすると不安を煽る様な書き方をしてしまったかと思い追記させて下さい。
今既に大きな園で過ごされている方がこの記事を読み、
「少人数制への転園を考えてみよう・・・。」
と思われてしまったらと思いました。
園の対応等にご不満がないならどうぞそのままでお過ごしになる事を選ばれる方がメリットが大きいと思います。
というのもあまりネガティブな事なのであえては書かなかったのですが、
息子がプレから現在の園へ入園ししばらくして、
「ボク、前の園でお友達に嫌われちゃったから違う園にいく事になったんだね。」
と言い出す事がありました。
実際にはそんな事は全くありません。
むしろプレの先生、お友達にはとても優しくしていただいてきたのです。
でも慣れ親しんだ環境を変える事は息子にとっては大きな心的負担があったのです。
そうした事からも、園を変えるよりもまずは出来そうな事から少しづつ対応を変えていこうと思いここまでやってきました。
お読みの方に不用意に心を乱す様な書き方をして申し訳ございませんでした。