ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

2回目の発達検査(3歳2ヶ月)

~ブログをお読み下さる皆様、いつもありがとうございます~

このブログを始めた頃、息子はまだ4歳後半でした。まだまだ子どもの発達について勉強を始めたばかりで、当時はまだまだ対応も手探りな事がたくさんございました。ですから記事の中には「???」と疑問に思われる内容もたくさんあるかと思いますが、そうした記事にもお付き合い下さり感謝致します。

それまでの間、私は息子の多動という性質もあって、例えばTEACCHやABAといった特定の対応法を正しく学ぶ時間がございませんでした。
勉強したくても、子どもを追いかけて疲れ果てて泥の様に眠る日々でした。
子どもが寝た後で少し余力がある時にHPや図書館で借りた本を読み、息子に合いそうな言わば「良いとこ取り」の対応法でこれまでしのいできたという感じです。

(ようやく息子もある程度落ち着きが出てきましたので、PECS等を本格的に勉強出来たらな・・・等と思う今日この頃です。)

ですから何のエビデンスもない、手法として実証もなされていない勝手な方法で体当たりしてきた事も中にはございます。そうした手法はウチの息子には合ったけれど、他のお子様に同じ方法が通用するか・・・と言えば恐らく
『NO』
である事も多いと思います。

あくまで我が家では
「こんな問題があり、こうして乗り越えてきました。」
といった記録とそのご紹介という感覚です。

お読みくださる皆様にも最適の方法が見つかると良いな、と思いつつ、そのお助けの一助とならずとも何かきっかけになれば幸いです。

 

 

~発達検査まで~

幼稚園に入園して2ヶ月が過ぎた頃・・・
臨床心理士による2回目の発達検査を受けさせて頂きました。

 

今現在の困り感などを客観的に評価して頂き、園生活での参考になれば・・・と思ったからです。

クイズ等が好きな傾向が出始めておりましたので、息子には
「いつも(療育へ)行っている所でクイズとかテストをして遊ぼうね。」と伝えると
「うん!」と検査を楽しみにしていました。

当たり前ですが、検査の日が近づいても特に準備などはナシでほほ~んと過ごしました。
平日は幼稚園→帰宅後おやつ→着替えて公園でたっぷり遊び、休日は大きな公園へ行ってアスレチックをしたり水族館へ行ってみたりです。

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水族館で大好きなマンボウを初めて目の当たりにしてその迫力に固まってしまったり・・・

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多動っぷりが自分にそっくりだからなのか!?アザラシ(オットセイだったかも?)に魅了されたり(笑)
いつもの通り楽しく過ごして当日を迎えました。

 

 

~結果ですが~

以前↑こちらの記事の際に受けた時と同じ新版K式を受けました。

所要時間等は忘れました・・・案外長く感じた様に思います。
内容はもちろん前回とは異なる内容でした。

 

で、結果は数値的には(口頭でさっと教えて頂いたので間違っているかもしれませんが)
*姿勢・運動 90台→80台
*認知・適応 70台→70台
*言語・社会 90台→130台
=================
*総合 85 →100
(数値左が前回、右が今回)

という事で総合ではちょうど100で発達としては平均となった訳ですが・・・差がありすぎました(T_T)*1

数値そのものは再テスト効果等もございますので深く考えず、数値の傾向を捉える様に考えました。

感想としては
『結構頑張ったつもりなのに、苦手な運動面は伸びにくいのだなぁ。やはり日々の不断の努力が必要な分野であるのでしょう。逆にほとんど何もしなかった言語・社会は何もしなくても伸びやすい分野・・・家では本人の楽しみとして軽く取り入れる程度で大丈夫かな?認知・適応の部分は得意分野を絡めながらしかないと思うけど・・・模倣力やコミュニケーションの為にも目の使い方について少し勉強したいなぁ。』
といった事を思いました。

心理士の方からのアドバイスも、
「視覚的に見て答える問題については問題ないです。逆に模倣や想像が必要な事については視覚的な支援をしていくと本人も安心して取り組めるでしょう。」
と頂きましたので、今まで続けてきた事をこのまま進めていく事と幼稚園にも耳からの指示だけでは難しい点が大きい事をお伝えしようと決めました。

※そうなんですよね・・・いつもちぐはぐだなと思うのですが、
”視覚的にわかりやすい事は得意”≠目の使い方が良い
なんですよね・・・。

目から正しくインプットされた情報なら正しく対応出来るけど、視覚情報を誤まって認識している場合は間違った対応にしかならない・・・んです。
だから出来るだけ情報を正しく認識出来る様にしていく訓練が必要なのですね。

 

~結果を受けて~

数値にはこだわらなかったのですが、今度は差を埋めていく方法を少しづつ検討しようと思いました。

具体的には凸で凹を助ける方法です。

 

概念や知識として理解した事を、本や視覚支援を通じて社会性に繋がる様に・・・
と、まだこの時は何か具体的に思った訳ではなくこんな程度にしか考えられませんでした。

 

 

 

*1:こうして結果をオープンにする事の是非もございます。誰かに結果を開示する場合は・・・熟考してからの方が良いかもしれませんネ^^;