ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

水への興味―トイレの水や排水溝のこと 後編(2歳4ヶ月)

ゴタゴタとしておりまして少しお時間が空いてしまいましたm(_ _)m

サブブログの方ではお伝えしておりましたが我が家の現在進行形の事情としまして・・・、実は子どもが登校を辛がる様になってしまい、改善に向けて働きかけをしていく中でウチの子にとっては厳しかった学校生活の様子が徐々にわかってきた・・・という段階にあります。

 

いつかその内容はどこかで共有し、もっと自閉症や発達障がいについての理解が進むお役に立てればと思うのですが、今はまだもう少し事態を見守る状況にありますのでご理解を賜れれば幸いです。

 

又、こうした事があったという事で、私が過去息子に行ってきた家庭療育や育児では子どもを不登校にさせてしまう可能性がある事は否めなくなりました。

 

色々考えた末、このブログも皆様にお見せするべきではないんじゃないか?とも考えましたが、私の愚行から何かを得ていただけるならそれも本望です。

(当面は『ふーん、そんな事もあるんだな。』といった程度で眺めていただけると一番良いのかなと思っています。)

 

 

という訳で前置きが長くなりましたが、前回からの続きです。

 

 

 

~トイレも側溝も同じ理由?~

 

前回からの続きで、試しに貼り紙をした途端に困っていたトイレでの水遊びは治まったというお話しをさせていただきました。

しかし一方で側溝への石落としは中々治まりませんでした。

側溝だけでなく、お風呂の排水溝等にも興味を示して手を突っ込む事もありました。

 

『うーーーん・・・理由は同じじゃないのかなぁ・・・。』

と改めて考えてみる事にしました。

 

そこでまぁ、行き着いた推論なのですが、うちの子にとっては石落としには”2つの意味”があるんじゃないかなぁという事でした。

 

もう少し時間が経った2歳8ヶ月の頃、『落としたい要求』を満たしてくれるおもちゃに出会い、石落としの回数はぐんと減りました。(指先遊びを紹介した以前の記事で「キャップ落とし」としてご紹介した物です。)

 

『落としたい要求』があったのはこのおもちゃに出会ってから知りました。純粋に”穴があったら落としたい”という要求です。

 

ただ、側溝への石落としはこの要求だけではなかったのです。

 

それは3歳目前の頃、お風呂をあがる際に排水していた時です。

「お水はどこへいっちゃうの?もうなくなっちゃうの?」と聞いてきました。

「水は、下水管へ流れていって、下水処理場で綺麗にしてもらったら川や海に行くよ。そしてまた雲になって雨になってまた帰ってくるよ。」と答えたのです。

 

何度か説明をせがむので、お風呂場だった事もあり丁寧めに口頭だけで説明したのですが「また帰ってくる」の言葉に安心した様で、その場は納得しました。(水が消えて無くなってしまう事への不安な気持ちが裏にあるのでは・・・?とこの時感じ取りました。)

 

その後も日を置いて何度もそういった説明を要求してきましたので、その都度説明し、息子は水への循環システムを理解した様でした・・・が・・・

 

そこである日ピンときました。

きっと、

『排水溝もトイレの水も、道路の側溝への石落としも全て”流れた水のゆくえ”を知りたい気持ちからずっと確認していた行動だったのでは?』

と。

 

その勘は的中していたのか、こうした水の循環システムを理解してからは水に関する全ての問題行動が一切なくなりました。

 

まさか・・・こんなに幼い子どもが水の行末に興味を持っているなんて思いもしなかったので、気付いた時には本当に驚きました。

 

 

 

 

~”幼いからまだわからないだろう”なんて軽んじない事~

そして、こういった事から『これはまだ息子には難しいだろう』とか『理解するにはまだ難しいかな?』等と私が勝手に限界を決めない事にしまいした

 

まぁ・・・かと言って幼い子には理解出来る内容にはさすがに限界があります(笑)

ですので出来るだけ噛み砕いて説明し、それでも理解出来ない場合はまだ説明しなくても良い事なのかな?という程度の線引きです。難しくても興味ある事なら何度でも聞いてきますし、そうした事はこちらが試行錯誤しながら工夫して教えてやれば本人なりに理解出来る場合も多い様に思います。*1

 

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これは当時描いたものではなくて恐縮ですが、4歳になった頃に「どうして雨が降るの?」と聞かれたので、水の循環システムをイラスト化してすごろく仕立てにしてみました。絵を描きながら、何度も何度も説明をせがまれて大変だった当時が懐かしく思えました。

 

あの頃はまだ言葉がたどたどしかったのに、こういった絵を頭の中で何となく想像出来たのかと思うと、今でも信じられない気持ちもあります(^^;)

 

 

 

 

~予想や予定の提示 もう少し成長してからの事~

まだ息子が幼くてこちらの意図がほとんど通じなかった当時、

困った行動はそれより楽しい提案をする事で”すりかえ”をしていった訳ですが、その提案は次第に少し先の予想や予定を提案していく事でも代用出来る事に気付きました。

 

例えば、息子が飲みたいと言ったジュースを買いに出かけたのにも関わらず、すぐ近くのスーパーでさえ寄り道で全然辿り着きそうにない場合、

「そういえばジュースは?次、左にまがる。スーパーが見える。」

と短文(ほぼ単語の羅列)*2でキーワードだけ耳に届く様に予想を促す様にすると目的を思い出すのかスーパーへ無事到着出来るという次第です。

 

 

~3予を意識する様になる~

こうした試行錯誤や成長に伴う変化を経て、我が家では大切にしている3つの予があります。

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これは息子へ説明する際に今後もずっと大事にしていくであろう事なのですが、こちらがやりたい何かがある場合、

(1)まずは予定をしっかりと立て、

(2)それを本人に事前に予告(告知)し、

(3)本人がその未来を予想(予測)出来る様に促す

 

という事は常に意識しています。

こうした考えがスケジュールの提示時刻の提示に繋がっていきました。今からどんな予定があるのか?を伝える様にしたのです。

 

そうですね、具体的には・・・

例えば朝の準備が早く出来れば余った時間は好きに遊んで良い事にしていますが、着替えているの途中で気がそれたり違う事を始めた場合、暫く様子をみて「お着替え終わったら次は・・・何かしら?」とか「お着替えの次はお薬。全部終わったら遊べるよ。」等です。

 

記憶力は良いのに、すぐに視覚的な刺激で今やっている事でさえも忘れてしまうのですが(・・・って、大人だって嫌な事をする時は気を紛らわせたくなりますよね(^^;)

 

視覚的な刺激も、気になる事だから手を止めてしまう訳で、そこは本人のやりたい事でもある部分です。

「全てしてはいけません!」ではなくて、余裕のある時は本人の好きな様にさせつつ、幼稚園のバスに遅れて辛い結果も嫌でしょうから加減しながら予定を思い出させるキーワードを伝える様にしていきました。

 

今は時計も読めますので、最終的にはどう時間を使うかを自分で考えさせる様にしていきつつあります。それは息子本人が納得する為です。

 

私に押し付けられたスケジュール等ではなく、時間をどう割り振るかは自分の腕次第だという事だからです。

 

 

 

~言葉がうまく表出出来ない故に~

こうした当時のエピソードの特徴なのですが、その時すぐに答えが見つからなかったり少し時間が経過してからわかる事が多かったです。

 

それは息子の言葉の発達(主に表出面)がぼんやりしている子ですし、その一方で話す言葉の何倍も複雑な事を考え、疑問に思ったり想像していた事に私が気付かなかった事が挙げられると思います。

 

ですので、今でも『少しでも疑問に思う事はメモなどで残しておこう』という癖がついています。

後から他の要素も加えて検討するとわかる事もある、という事をこういった経験を通して理解していったからです。

 

そして、後になってでも理解した事は息子に何とか伝える努力をする大切さもこういった経験から学びました。

 

 

 

 

 

 

さて、次回は療育を決めた時の事を中心にお話しさせていただければと思います。

 

 

 

 

 

*1:※側溝への石落としでお悩みの方は多いと思うんです。解決法を探してこの記事にお越し下さった方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

ですのでピンポイントでの解決法を探しに来られたのに息子の理由がお子さまのこだわる理由と異なる場合は申し訳ございません。

私自身は『子どもは子どもなりの理由があるのだなぁ』とこの一件で思いましたので、このエピソードがお子さまの行動の理由へのそうした気付きにつながれば幸いです。

*2:当時はまだ日常会話で英語を多用していたので、日本語で説明する場合は出来るだけ短文で要点だけを伝えていました。かなり不自然な日本語ですね。成長してからは中文程度での会話を心がけていますが、今でもゴタゴタした環境にある場合は短文で的確に伝える様にしています。

水への興味―トイレの水や排水溝のこと 前編(2歳4ヶ月)

 ~常動行動などの困った事~

当時取り組んだ遊びを通じた伸ばし方については前回の記事までで一通りご説明させてところでした。

 

さて、そうした遊びを通じて感覚の過敏さや不器用さのある息子に対してアプローチをしていた頃の事です。

 

笑顔も増えてきて、一緒に行動していくのがどんどん楽しくなってきた一方で、次第に困った行動も一つ解決したと思えばまた別の困りが現れたり、または少しづつ変化がみられたりという頃でした。

 

その年は暑い夏で日々外遊びや水遊びに明け暮れていました。

乳児の頃は嫌がっていたベビーカーにも乗れる様になったので、外歩きの時はベビーカーに乗せてしまう方が私的には楽だったのですが、いつまでも乗せておくより

”飛び出しや多動を改善する為にも一緒に歩く訓練をしなくては”

と思い始めたのです。

 

・・・と、積極的に歩く事を選んだ訳ですが、歩く毎に困難が待ち受けていました。

 

具体的には

・外にある自転車の車輪を回し続けたり、

・側溝に石を落とし続けたり、

・蛇口から流れ落ちる水に手を当て続けたり・・・

等という困った行動です。

 

調べるとこれらは常動行動としてはよくある事の様でしたが、この頃はどうすれば辞めさせられるのか?という事ばかり考えていました。

 

結局、あの手この手を使ってもなかなか辞めてくれず、無理矢理抱きかかえて違う所へ行こうとすると反り返ってパニックになったり強く抵抗するばかりであまり良い結果になる事もなかったので、水道で水を触る事だけは自宅で満足するまでさせる事にしました。

 

側溝への石落としや他人の自転車を触る事は多くの人への迷惑になる事でもありますので、何とか辞めさせる為に別の遊びの提案をすかさず行い、すりかえをする様になっていきました。

 

例えば歩いている途中で止まっている自転車をみかけ、触りに行こうとした時はすぐ傍にある縁石等を指差して

「上手にこの上を歩けるかな?やってみようよ?」

等と、車輪回しと同等かそれ以上に楽しそうな事を提案すると諦めてくれる確立が高い事に気が付きました。

 

当時、ちょうど発達検査を受ける直前だったので、こういった困った行動はどうすれば良いのか検査を受けた後で担当の臨床心理士さんに相談してみると同じ様に”すりかえ”が有効である事を教えて下さいました。

こうした助言を受けて、外出する時は例えばミニカー等息子が興味をひくものを常に持ち歩き、周辺の物でうまくすりかえられない場合は手持ちのミニカー等で気をひいて少しづつやっても良い事(場所)とそうでない事(場所)を暗示させていく様にしました。

 

といっても常動行動にはやはり楽しみの側面もあるので全てを禁止するのではなく、水道遊びの様に家ではさせたい様にさせたり、似たような別の遊びを提案していく事にしていきました。

 

 

 

~トイレを流す回数~

そんなある日、水への興味がどんどん高まったのかトイレを何度も流すという困った行動が始まりました。

 

当時トイレトレーニングを始めたばかりで、2時間に1回トイレへ連れて行き始めた頃です。

トレーニングとしてはまずは慣れる事から初めようと、私も随分のんびり構えていましたのでトイレが出来ない事でイライラする事はなかったのですが、まさか水を流す回数で困るとは思いませんでした。

 

息子は水を流せるという事でトイレには喜んで行きました。そして何度止めてもレバーを回す事を辞めてくれない・・・。

 

う~ん・・・どうしたものか・・・

と、困った私は

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絵に描いてトイレの壁に貼りました。

『いつか・・・効果が出れば良いな~』程度にしか考えていませんでしたが、とりあえず怒って口で言っても効果はなさそうでしたので気軽な気持ちで描きました。

 

ところが・・・

即効果が出てしまったのです。

 

「レバーは1かいなの。」

と張り紙を見ながら1度だけレバーを操作し、何度も何度も張り紙を確認する息子がいました。

視覚優位を痛感した出来事でした。*1

 

 

(長くなりますので後編につづきます)

 

 

*1:今は絵でしつけをする事はほとんどありません。それは私自身の事に置き換えて考えてみたからです。私は紙面で冷静に指摘されると「その通りだ。改めよう。」程度に受け取る事が出来るのですが、同じ内容を口頭で強い語気で怒られたり指摘されるとひどく傷付くので、それと同じかなぁ?と思ったりするんです。

効果がありすぎて、視覚優位の息子にはこういった絵からの指示にそれなりに傷付く事もあるのでは?と思う事もあり、イラストで指示する事はほとんどなくなりました。やるなら指示の意味は持たせず、何の悪意も一切含まない案内書程度のものだけです。

当面はこのままの運用を続け、もう少し長じてイラストを見た時の気持ちを話してくれる様になればまた改めて考えてみたいなと思います。

遊びをせんとや生まれけむ―室内遊び編5 感覚遊び(2歳4ヶ月~)

2歳2ヶ月でようやく滑り台を滑れる様になった息子でしたが、それ以外の遊具へは中々発展していかない様子を前回お伝えしたかと思います。

足腰や手の力はそれなりに強くなってきているのに、どうもそれらを上手く使いこなせていない息子。何とかしてやりたいなぁ・・・とは思いつつ、いったいどうすれば良いのやら全く検討がつきませんでした。

そんな時、ふと1歳半の頃に良く息子がしていた常動行動というのでしょうか?ロッキングの様な行動を思い出しました。

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うちの子の場合ですが常道行動は

・落ち着きたい時

・感覚そのものを楽しみたい時

・他に何もすることがなくて手持無沙汰な時

なんかに出やすい様子でしたが、普段は危なくなければ「おかしいからやめなさい」などとあまり咎めたりはしませんでした。止める程の事でもないかな?とも思えましたし、こういう揺れが好きな事には間違いないだろうなぁと感じたからです。

 

滑り台の練習方法を考えている際にこういったゆらゆら遊びを思い出しまして、こういった感覚を楽しむ遊びを通じて平衡感覚を養いながらバランスをとる力をつけていけないかな?と思い、色々調べてみる事にしました。

 

 

~ふわっとした感覚を楽しむ遊び~

◎バスケットのゆらゆら(2歳2ヶ月頃~)

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当時はまだ体も小さかったので洗濯用のバスケットにちょこんと入る事もよくありました。

試しにこれを少し揺らすと大喜び。あまり大きく揺らすと倒れてしまうので、少しづつ揺らしてはうまくバランスをとらせて遊ぶ様にしてみました。

時折子どもを中にのせたまま持ち手を取って持ち上げ、ゆっくり空中ブランコの様にゆらゆらさせたりしました。

私の事を信じられなければ、持ち上げられた息子は『いつ落とされるか』と不安になると思いますが、この時は安心して身を委ねてくれていました。

 

この運動では激しく大きく揺らすのではなく、ふんわりとした感覚を少し体験させる程度を想定して遊びました。

 

 

◎板材で一本橋(2歳2ヶ月頃~)

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(当時の様子を再現しようとしたのですが、使っていたプラスチックのブロックが無く代わりに箱を置いています。)

プラスチックブロックを片側にだけ置き、坂道にして上り下り。こうした板材はブロックなどにのせなくてもカーペット等の上に板を置くだけでも少しふわふわした感覚を得られる為、バランス遊びや感覚遊びとして取り入れてみました。

 

これが意外と長く続いた遊びで、『ライン上を歩きたい』要求や『ふわふわした感覚』を同時に満たしてくれるのが良かったのかな?と思います。

当時はお風呂前に置いていましたので、「お風呂に行こう」と声掛けしても気持ちが切り替わらない時は「一本橋しに行こう!」と声掛けして次の行動へ促す為にも使いました。

(なかなか気持ちを切り替えにくい場合や、次の行動へ進まない時なんかは今よりも楽しい様な次の予定を準備してあげると切り替えやすい様です。)

 

今では公園の飛び石や板で出来た橋等への遊びに転じていますので、家でこの遊びをする事はなくなりました。

 

 

◎毛布でハンモック(2歳5ヶ月頃~)

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これは大人二人必要です。確か臨床心理士の方に教えて頂いた方法なので、感覚遊びとしては有名な方法なのかもしれません。

当時の体重でギリギリ可能(笑)だったこの遊びも、大きくなった今は公園のアスレチックやハンモック等で同じ様な感覚を楽しむ様になっています。

 

 

◎ベッドへダイブ(2歳6ヶ月頃~)

※これは結構危険かも。。。家で遊ぶ際は十分安全に配慮した上で周囲等にぶつかる物がない状況でやっていました。あまりおすすめ出来ない遊びですが、『こんな事もしていました』という履歴として残させて下さいね。

 

ベッドって、飛び跳ねたり遊んだりしてはいけないと私は親にはしつけられてきました。

でも家庭用トランポリンといっても小さい物ならあるかもしれませんが、体を受け止めてくれるサイズの物も見当たらなくて、ベッドを使いました。

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上記の様な遊びを楽しいままに続けていましたら、徐々に私と息を合わせる様なそぶりを見せる様になりました。

それ以降は私の掛け声を合図に一緒にスタートする訓練も取り入れてみました。

「3・2・1」にうまくあわせられる様になり、これを契機に遊びの中に少しづつルールを取り入れていくという考えが息子の中に概念として取り込まれていった様に思います。

 

”ルールに従って遊ぶ”という件ですが、少し成長して4歳を過ぎた頃でもまだ口頭の説明だけでは複雑なルールを理解する事は難しかったです。が、自分以外の人間(=今回は母親)が決めたルールに則って遊びを行う事はすごく重要な意味がある様に思います。(また逆に、自分からルールを提案していくという行動も大切ですので、そういった点も注視して見守っています。)

 

 

 

まだまだ色々ありますが、こういった感覚に訴求する様な遊びを少しづつ増やしていく事で感覚を刺激する効果もあったと思いますし、私との関係も良好になっていった(と私が勝手に感じていただけかもしれませんが)のでした(笑)

 

※今回ご紹介した遊びには、本当に少し間違うと危険な物もございます。息子が私の話を理解していく度合いによって加減していった内容でもありますので、ご家庭でなさる時は(こんなハードな遊びはあんまりされない方の方が多い事を祈りつつ・・・)是非十分ご配慮なさった上でお子様達とスキンシップをはかって下さいませ<(_ _)>

 

 

 

[追記]

今回gif多めですみません(^_^;)

「うまく動かないゾ!」とか、

「詳細な動きがわからなくてどんな遊びなのかもっと説明してよー!」

というご意見などございましたらどうぞコメント欄までお寄せ下さいませ<(_ _)>

遊びをせんとや生まれけむ―室内遊び編4 バランスや体の使い方について(2歳4ヶ月~)

体を使った室内遊びをお話しする前に、まずはそう考えるに至った出来事である2歳2ヶ月当時の公園遊びのお話しからさせて下さい。 

 

~2歳を過ぎてやっと滑り台~

2歳以前の息子は公園へ行っても遊具に見向きもしなかった、というエピソードを下記の過去記事の多動の欄にて少し触れさせて頂いたかと思います。

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

 

この頃の息子は夏男でしたが、当時は冬。冬は真逆に体が凍りつき動かなくなるという極端な反応を見せておりました(^^;)

だから冬場は無理に外遊びはせず、2歳を過ぎた頃に迎えた春頃からまた公園遊びをと考えておりました。

これは春先に公園遊びを再開して間もない頃の事です。

 

公園で遊び始めて数日、月齢の近い近所のお友達と一緒になる事も増え、子ども同士も刺激し合う様になりました。

そんな中、活発な子達がお母さんの補助なしで滑り台をしていたのを見て、息子も恐る恐る滑り台に挑戦する様になりました。

それまでは私や夫が一緒に滑っても嫌がっていたのに、お友達パワーによって挑戦する気持ちになった様で、2歳2ヶ月にしてやっと一人で滑れる様になりました。

 

ただ、滑る瞬間は本当に楽しそうなのですが、階段の登り方がぎこちなかったり一歩が弱々しかったり。見ていても本当に危なっかしくて、これは何か手を打たないといけないな・・・とすぐに思いました。

 

 

 

~自宅の階段は平気なのに・・・~

家の階段は大好きで、こちらが促さなくても上り下りして遊んでいる子でした。なのに滑り台の階段は全く苦手な様子・・・。まさかこんな問題を抱えているとは思いもしませんでした。

 

苦手な理由を考えてみると、

階段の角度や幅の問題もあったでしょうし、

滑り台の階段は登るにつれ(地面が見えている為)不安が強く出てしまうのかもしれません。

 

慣れが一番かな?と思い色々な公園の滑り台を試したり、誰もいない時間帯に滑り台の練習をさせてみたりしていたのですが、取り組んだ割にあまり上達していかない様子にピンときました。

これは滑り台だけの問題ではないなぁ・・・と。

 

う~ん・・・だからと言って、じゃあどういう事を取り組んでいけば良いのだろうか?と当時は随分悩みました。

 

色々な検討をしてみましたが、子どもを良く観察してみると腕力や脚力自体は結構しっかりとしている様子でした。

 

あぁ、力はそれなりにあるんだなとわかりましたので、

ボディイメージや手足(指先までも)を意識しながら体を動かす事を息子自身に理解させていけば他の遊具へも発展していくんじゃないかしら?

それがゆくゆくは日常生活の中のぎこちなさへの改善に繋がるのでは?』

と考えました。

 

 

だから思い切って次の様な目標を立てて対応をしてみようと考えました。

<動作をスムーズに行うための目標>

・体の各部位へ力を伝える事*1
・回転や速度を不安よりも楽しい事と認識出来る様になる
・足元などを見ないでも動ける様に(足の動きを想像しながら)スムーズに動く

 

滑り台が苦手だからといって滑り台ばかりやるのではなく、小さな個別の課題を乗り越えていく事で総合力を高めていこうと考えたのです。

 

特に後ろに誰かが待っているとパニックになりがちなタイプ*2でしたので、余計に手足の動きに混乱が生じてしまうのでしょう。そういう状況でも落ち着いて自分の手足を『脳で自在にコントロールしていく能力』を目指す事にしました。

(『脳で自在にコントロールしていく能力』と書いたのは、どうやら息子は手足を動かす時に自分の脳に言い聞かせる様な節があったからです。それは後々公園遊びでわかった事でした。)

 

という事で、家庭で取り入れられる運動機能を育む取り組みを始める事にしました。

次回以降詳細をお話し出来ればと思います。

 

 

*1:結論から申しますと、腕に関しては肘の関節まで力を伝えていく事は4~5歳代、手首~指先まで力を伝える事は6歳を過ぎてからの獲得になりました。手先の不器用さというのは当初考えていたよりも息子にとっては難しい動きだった様で、獲得がかなり遅れた印象です。6歳現在、今度は指先まで伝わった力を意図的に抜いていく方法を書道やピアノを通じて目指そうと考えています。

*2:振り返りながら気付いたのですが、これも2つの事を同時に行うのが苦手な特性と少し関わるかもしれません。”誰かが待っている場合の対応(「ちょっと待ってね」などと声をかける)”と”階段上りなどの本来果たすべき運動”の二つの処理をしなくてはいけない場合、うまく処理出来なくて慌てるのだろうと思います。こうした事もたくさん経験を重ねて慣れていく事や動作が安定してくればある程度落ち着いてきました。

遊びをせんとや生まれけむ―室内遊び編3 指先を使う(3)(2歳4ヶ月~)

~難易度にこだわった理由~

さて、2歳頃~始められる手先遊びの【少し難しい編】です。

 

↓でご紹介する中には4~5歳になっても遊び続けられたものも多くあります。

そうした遊びはずっと同じ遊び方をし続けた訳ではなく、成長につれ想像力や語彙力が上がり遊び方もどんどん進化していきました。

そうなってくると一緒に遊んでいても楽しいなと感じる事も増えていきました。

 

こうして振り返り記事を描いていますと、2歳当時はまだ本当にたどたどしい指使いでした。今はあの頃に比べれば随分とマシになったなぁとしみじみ思います。(といっても、まわりのお子さんと比べると凹んじゃいますので(T_T)比べる時はあくまでも過去の息子と比べる様にしています。)

 

手先が器用になり(微細運動)、全身の動かし方(粗大運動)も上手になってくると

「ママ、ボク出来ないよ!」という訴えが

「ボクやってみる!」に変わっていきました。

 

今でも要求の多い手がかかるタイプには変わりありませんが、息子が自分でやってみようとする様子がうかがえるとやっぱり嬉しかったりします。

 

それにただ嬉しいだけじゃありません。

それが自分が思い描いた様に『出来た』時

”ボクだってやれば出来る!”

という成功体験に繋がり、その積み重ねが有能感*1を育み、それが最終的には自己肯定感にもつながっていくのかなと息子の成長を通じて感じてきました。

 

自己肯定感を育むには、誰かに愛されているとか誰かに必要とされているといった感覚だけでなく、自分が今ここにいる理由だとか自分が生まれてきた理由(消極的な言い方ですがボクがここにいて良い理由とも言い換えられるかもしれません)、そして自分がこれから成すべき道をぼんやりながらも見据えていく様な事も大事なのかなと感じるのです。

 

だから、最初から難易度の高い事を繰り返し行うのではなく、その子その子に合った目標をスモールステップでいいので成功や時には失敗とそれに対する工夫(失敗しても工夫すれば出来る事もあると経験する事)などを積み重ねながら難易度を徐々に上げて進めていくのがいいんじゃないかな?と私は思って取り組んで参りました。

 

難易度別にご紹介したのはこういった意図があったからだったのでした。

ひゃ~、長々とすみません(>_<)

それでは本題へ参ります。

 

 

【少し難しい編】

◎マグネット遊び

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こちらは車やバイクなどがマグネットになっていてシートに貼り付けて遊ぶおもちゃです。

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開くとこんな風にマグネットのシートと街のイラストが描かれたベースのシートがあり車などをシートから外して貼り付けられる様になっています。

見立てがまだ進まなかった頃はマグネットを元通りにシートへ片付ける型はめパズルとして遊んでいました。(これが車種によっては形が似ているので結構難しいのです(笑))

街のイラストで色々な想像が出来る様になってきてからは、「よ~し、ママはバイクに乗ってくじらを見に行こう!」とか「じゃあ、ボクはバスに乗ってようちえんに行くね!」なんて遊んでいます。

 

 

◎アルファベットの型はめパズル

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これは2歳9ヶ月の時にクリスマスプレゼントとして購入しました。

数字や文字が好きだったのと、プレでも同じ様なパズルで集中して遊んでいるとプレの先生から教えていただいたので買ってみました。

はい、本当に良く遊んでいました。アルファベットのチョコレートを食べる時に同じアルファベットのピースを持ってきたり、上下反転させても同じピース(NとかOとかX等)だけ集めたり、「Aから始まる物は何かな?」と問題を出してりんごのおもちゃを持ってきたり。

シンプルだからこそ色々な遊びに展開しやすいおもちゃです。

 

 

◎海のいきものジグソーパズル

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・・・これは4~5歳になっても難しかったです(笑)

それでも当時大好きだった魚のイラストがたくさん描かれていたので、よく手に取ってバラバラに崩しては大泣きしていました(笑)

イラストで配置は覚えられても、四角いピースではないので両手をうまく使ってはめ込んでいかないと・・・という難しさがありました。

 

好きだったから眺めているだけでもまぁいいっか(^^;)

 

 

 

 マリンバスにご乗車くださ~い

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右上の白い矢印部分が乗車口で、開閉出来る様になっています。

当時はマンタが運転手さんで、イルカやペンギンやタコ、タツノオトシゴをお客さんに見立ててフィギュアをどんどん突っ込み、指で少しづつ動かしながらイスに座らせていました。

 

ブロックや粘土でバス停をつくってやると、お客さんを待たせたり降ろしたりと遊びの幅が増えやすいのも良い点でした。

 

見立て遊びの要素と、狭い乗車口からの乗り降りが意外と難しいので難易度高めにしております。

 

という訳で、当時の手先を使う遊びとしては以上です。

もう少し大きくなっていきますと、もう少し実用的な日常生活の中で指先を使う練習を取り込んで行く様になるのですが、またその頃に詳細を書かせて下さいね。

 

では次回は室内で体を使う遊びのお話し等をさせていただけましたら、と思います。

 

 

 

 

 

*1:何も知らなかった頃は有能感って、「オレは何でも出来るんだゼ~( ̄▽ ̄)」みたいな言葉なのかな?なんて勝手に考えていたのですが、どうやらそうではないのですが、うまく自分の言葉で説明出来ないので「運動有能感の構造とその発達及び性 差に関する研究」(岡沢祥訓、北真佐美、諏訪祐一郎/著 『スポーツ教育学研究』1996.Vol.16,No.2, pp.145-155)を引用をさせていただきます。

この論文は子ども達に”運動に対する関心・意欲・態度を高める”にはどの様な学習方法が良いのかを明らかにする目的で書かれた様なのですが、”(運動への意欲などは)内発的に動機づける過程を経て達成できる”と書かれています。

更に

” Deci1)は,内発的動機づけを「有能さと自己決定」から解釈している。すなわち,人間は 「有能さと自己決定」を感知したいという欲求に動機づけられて行動するものであり,それを内発的に動機づけられた行動であると主張している。また,White17)は有能さと同様の意味で,「有能感」を「有機体が,その環境と効果的に相互作用する能力」と定義して いる。すなわち, 有能感とは予測不能な状況や環境の中で, 自信を持って積極的に対処 していくことのできる能力のことである。”(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjses1982/16/2/16_2_145/_pdf P.146 「Ⅰ.緒言」より)

と。

 

う~ん・・・正直専門外なので難しいデス。

DeciさんやWhiteさんの説を受けて、という内容の様ですが何とか理解しようとかなり意訳すれば、つまり

『自分は出来ないを出来るに変えたいからやるんだ』って気持ちが人間の行動の動機で、「有能感」っていうのは『自分の働きかけで今置かれた環境や状況を変えたり影響を与える事が出来る能力』という事でしょうか?

 

間違っていたらごめんなさい(^^;)ヒィィ・・・

でもこうして拝見すると有能感や自己肯定感ってなにも運動だけに限りませんよね。成長の過程で随所にみられる事なんだと思うんです。だからこの文献を参考にさせていただきました。

 

私自身は故あって自己肯定感は非常に低い状態で、でも何でも自分で何とか出来る様にと育てられました。

だから経験からではないのですが、直感で有能感は子どもの心の成長にとても大切なのだろうと思って参りましたので一度整理してみたくってちょっと備忘録的な事を書かせていただきました。悪しからずご了承下さい<(_ _)>