ぎゅっぎゅっして!ゆっくりがんばる成長日記

子どもの発達や成長について気付いたこと、感じたことを。 忘れないための備忘録的なブログです。

公園巡り1(2歳5ヶ月~)

前回記事で公園遊びを意識し始めたお話しをさせていただきました。公園での特に遊具を使いこなす力をつけていきたいと思い、模索していった経過等をお話しさせて下さい。

 

~プール遊びから公園遊びへ~

f:id:let-me-pick-you-up:20171222144635j:plain f:id:let-me-pick-you-up:20171222144648j:plain

まだ食事はご飯や炭水化物中心で、今よりもずっと食べられる物が少なかった頃です。栄養の偏りからか、随分お腹が出ていたりぷよぷよした体系でした。

 

この年のは暑い日が非常に多かったので、プレのない日は泳ぐというよりも水に親しむ感覚で水遊びを積極的に取り入れていました。

こうして初夏から夏にかけプールや水遊びを多く取り入れて遊んでいくうちに、次第に息子の体の動きが力強くなっていくのを感じていました。

 

体幹というのでしょうか?体の中心がしっかりしたといいますか、フラフラしていた足腰もブレにくくなってきたり、大きな筋肉が育ってきたのかな?と思わせる様な動きが増えてきました。そうやって息子に付き合ううちに私自身の体の動きも軽快になってきましたので”そろそろ公園遊びに取り組めそうかも~”と思い始めました。

ちょうど夏休みでプレもありませんでしたので、こうして毎日外遊び三昧に暮れました。

 

 

~すぐに公園へ向かわなかった理由~

『そんなに公園遊びが大事なら、何故最初から公園へ行かなかったの?』という疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。

公園遊びを重要視していながらも躊躇したいくつかの理由についてですが、
(1)遊具を使いこなす為に必要なだけの基礎的な体格・体力の成長を待っていた事。
(2)失敗に弱い子なので、十分に成功する見通しが立ってからにしたかった。
(3)前回記事の最後に書きました様に、今の息子に適した遊具を思いつかなかった事。
(4)その他、水遊び(猛暑への対策も含め)や室内遊び等優先していた事があったから。

だいたいこういった理由です。

 

 

特に(1)については、公園の遊具といえば、シーソーやブランコ等、”腕や手でしっかりと遊具を握り掴む力”、”バランスを保つ能力”等がいろいろと必要なのだろうと思います。

(すみません、私は運動関係への知識が皆無で間違った事を申し上げるかもしれませんm(_ _)m 上記はあくまで私の主観です。)

もしそういった能力がもっと幼い頃から発揮出来るなら(1)の様な考えは不要ですが、怖がりだったりバランスが悪い場合でもある程度身長や手足が伸びれば地面に足が届くだけでも不安感は大きく緩和されるかな?と思ったのです。

加えてプール遊び等を通じて体幹がしっかりしてきた事で(2)の失敗についても”失敗せずに上手く出来そうな遊具があるのでは?”と思えてきたのです。

 

 

~ある遊具に目星をつける~

f:id:let-me-pick-you-up:20171222145534j:plain

その中でもこういった階段ではなく石がところどころにある『滑り台』に目をつけました。(※この写真はもっと後になってからのものです。)

 

というのも最初に成功したオーソドックスなタイプの物を繰り返し練習していく中で、上へ上へと進むにつれ(不安感からか?)手足が上手く動かなくなってしまう事がありました。

 

そうした場合は

「次は右手を動かして、その次左手、次は右足、最後に左足を動かすよ。」

動くべき動作を言葉で伝えると怖がりながらも

「みぎて、ひだりて。」

と言いながら聞いた通りに動こうとする事が良くありました。

 

 

『なるほど・・・混乱してくると、どう動かして良いかわからなくなるのかも知れない・・・。』

と息子の状況を何となく理解してきましたので、

・こういった状況に慣れる事。
・何度も繰り返し練習する事。
・練習により自然な手足の動きを獲得する事。

を目標に、階段より広範囲で動き、動作に選択の余地がある飛び石の段を使う事で息子自身が自分の四肢の動きを意識しやすくなるのでは?と思ったのです。

 

f:id:let-me-pick-you-up:20171222145910j:plain

それから(この写真ももっと後になってからのものですが)こうした”ハンドル”のある遊具も息子にとっては楽しい見立て遊びの要素もありましたので、階段の上にある滑り台やハンドルで遊ぶ事を目指して遊具へ誘っていこうと考えたのでした。

 

~結果~

最初は怖がってなかなかうまく出来ない事もあったのですが、無理矢理はさせずに毎日少しづつでも続ける事で慣れたり力の使い方を理解していった様です。

普通の階段式の滑り台よりも傾斜が緩やかだからか高さへの不安感も少なく、次第に手足の動かし方もスムーズになってきたのです。

その結果、元々は足の力の方が強い子だったのですが、腕の力も足と同じくらいにある様な気がしてきたのです。

動かし方が上手くなかっただけだったのかもしれませんし、遊びを通じて握る力や腕で支える力がついたのかもしれませんし、そのどちらかはわかりませんが腕が上手く使える様になった事で、別の遊具への興味が一気に出始めました。

長くなりましたので、別の遊具のお話しは次回にさせて下さいませ。

 

 

 

公園巡り(2歳5ヶ月~)に向けて―粗大運動への思い

ウチでは特に公園遊びを意識的に多く取り入れてきたのですが、そのきっかけや経緯についてお話しさせていただきたいと思います。(少し長くなりそうなので数回に分けてお話しさせてください。)

2歳半~今現在も継続している事になります。*1

 

 

~ぎこちなさ・・・可愛らしいけど不憫に思う~

2歳2ヶ月でやっと滑り台に成功した事は過去記事でお話しした通りです。

その際に動きがどうもぎこちなくて、腕や足の関節の曲げ伸ばし一度に複数の動作をする事が苦手そうだなぁ・・・という事に気付いたという内容まではお話しさせていただいたと思います。

 

でもぎこちなさって、幼児特有の可愛らしさにも思えるし、まだ様子を見ようか?なんて考えていた頃もありました。

ちょうど滑り台に成功した頃は初夏(といっても5月なのに30℃を越える日も多かった年)。息子君の外への要求で昼は水遊び、雨の日や夜は手先を使ったり本を読んだりとそれなりに毎日やる事があったので、私の公園遊びへの思いはひとまず置いておきました。

プールの近くに公園があれば、水遊び後に少し遊ぶ程度といった感じです。

f:id:let-me-pick-you-up:20171214141038j:plain

(これは2歳10ヶ月頃の写真です。最初はふらつきながら階段を上っていたのですが、この頃には重力不安などもみせずしっかりと手足を使える様になってきた様子がみられました。遊具で遊ばせる事にようやく安心し出した頃でもあります。)

 

 

 ~粗大運動への思い~

息子を見ていると、体を動かす時に”手を動かす”、”右手を持ち上げる”等の様に脳で命令している様子が見られました。

 

私も幼少期はそうだったのかしら?なんて考えてみたのですがそんな記憶はありません。じゃあもしそうだったとしても、一体いつから考えなくても多くの動きを自然に出来る様になったのでしょう?

 

特に自転車に乗る等では、
①腕でバランスをとりつつ、
②左右の手で舵取りをし、
③両足を常にこぎ続け、
④顔は前だけを見ながら障害物を確認、
⑤耳で後方等からの接近物に気をつける。

等、一度に沢山の動きを必要とされますね・・・。

今のままじゃ息子は苦労するどころか、

「出来ないから乗りたくない!」

と言い出しそうな気さえしました。*2

 

自転車だけではありません、生活の随所にそういった一度に複数の動きを必要とされる事はたくさんありますよね。

 

どうすれば上手に体を動かす事が出来る様になるか?

体の動きを都度考えながら操作しなくても出来る様になるにはどうすればよいのか?

 

答えはみつかりませんでしたが、やはり”遊びの中で伸ばす”事が一番なんだろうな・・・とぼんやり考えていました。

 

 

 

そういえば、全身の各所の動きを一番良くわかっている人達ってどんな人かな?と想像してみました。

例えば、ダンサーやロッククライマー、とび職等をされている方を思い出しました。特にロッククライマーの方は指先1本で体を支えたり、ダンサーの方は髪の毛1本の動きさえ計算されつくした動きを目指している様にも思えます。

 

そこまで自分の筋肉や体を熟知しなきゃいけない、という訳ではないのですが、息子の粗大運動の改善に何か取り入れられないかな?と思い始めました。

 

ダンサーを想像した時、すぐにお遊戯やリトミックといった事を思い出したのですが、その頃の息子はどうも音楽が急に鳴り始める事も苦手だし、大人の動きを見て模倣運動する事もどうも苦手な様子でした。

 

だから、まずは緩やかな傾斜を利用して、ロッククライミングの様に手足の順次的な動きをまず経験させてみようかしら?と思ったのです。

 

 

難易度はごく簡単なところから始め、

でも登り終えた先には楽しい事が待っている何かを探し始めました。

 

 

 

 

*1:引っ越し以前のブログ当時4~5歳の頃は『とにかく粗大運動を!』という思いだったのですが、幼稚園の年長頃から少しづつ手先の作業、つまり微細運動への意識が高まってきました。ですから小学生になった今一番に取り組んでいる事といえば手と目を連動して動かしていく様な協調運動ですとか手先を動かす事なのですが、もちろん今でもアスレチックや公園で体を動かす事は大好きですので暇を見つけては遊ぶようにしています。

*2:結局こうした紆余曲折を経て自転車は何とか幼稚園の年長の夏ごろに乗れるようになりました。が、やっぱり複数に一度の作業をこなす事は出来るけどぎこちないです(^^;

様々なパニック(2歳7ヶ月~)

『パニック』と聞くとみなさんはどんなものだと想像をされますか?


発達障がいについての本等では『パニック』という言葉がよく出てきますが、私は息子が生まれるまで正直ほとんど意識してこなかった言葉です。

 

顔文字で表現すると、
『o(゚д゚o≡o゚д゚)o』 こんなのとか、
『ヾ(゚ロ゚*)ツ三ヾ(*゚ロ゚)ノ タイヘンダァ!!』

こんな程度かなと思っていました。

 

息子をみているウチに『パニック』って私が思っているものだけではないのかもしれない、という理解に至ったのですが、その経緯等をお話をさせて下さい。

2歳7ヶ月~3歳頃までの話です。

 

 

~運動会の日の事~

秋になり、当時通っていたプレスクールで運動会がありました。


雨天への対応もあってか、プレの園庭ではなく近隣の体育館で行われました。

 

お遊戯等の練習も事前にあり、それなりに準備をしてから当日を迎えたのですが・・・当日、運動会が始まってみると終始大泣きに暮れたのでした。

 

ずっと先生方がどなたかあやして下さるのですが、泣き止む事はなく終わってしまいました。
唯一救われたのはずっと泣いていたおかげ(?)で多動でのうろちょろが無かった事でしょうか。

 

ひょっとするとうろちょろする事も出来ない程のパニックだったのかもしれません。


『なにが起きているのかわからないよーーーー!』
『ボクどうすればいいんだよーーーー!』

 

息子にしてみればこんな気持ちだったのだと思います。ほとんどの時間座り込んだまま激しく泣き続けました。(まぁ、パニックと言われればそうかな?という感じの出来事かと思います。)

 

事前の練習等では、”運動会”とはどういったものかを想像する事が出来なかったのでしょうね・・・。(今になってわかる事ですが、”予測”や”予想”といった心の準備が足りなかったのだと思います。)

 

こうして息子の人生初の運動会は終了しました。

 

 

~ハロウィン、クリスマス発表会等~

運動会が終わり、今度はハロウィンパーティーがありました。
こちらはいつもの教室内で、母子共に仮装して参加するイベントでした。

 

私がいたからか、運動会の様に終始大泣きという事はありませんでしたが、集団での写真撮影等大人+子どもが集団になる瞬間でまた大泣きしてしまいました。

おそらくいつもと同じ教室だった事でまだ落ち着いていられた方なのかもしれません。が、こうした出来事をきっかけに”いつもと違う事””場所”自閉症に関する一つのキーワードなのかも?と私自身が気付き、留意するようになり始めました。

 

『なら、初めての事に遭遇すればまた同じ様な反応をするんじゃないかしら・・・?』

そしてこうした私の予測通り、次のイベント・・・クリスマス発表会でも運動会の時と同じ様な状態になりました。

 

クリスマス発表会は園外にあるホールで行われたのですが、初めての場所でした。発表の練習は事前に何度も園で練習していた様ですが、結局舞台の上に座り込んだまま激しく泣き続け、先生に手取り足取りと補助して頂きながら演目を終えたのでした。

 

ですが私自身は予想が当たった事で深く悩む事になりました。

”予想した通りだったのに、対応出来なかった。”
”息子に反映させてやれなかった”という思いです。

 

『私に知識が足りない・・・知恵が足りない・・・』
『いつもと違う事が苦手、いつもと違う場所が苦手、練習では本番を想像出来ない。もっと本人が客観視出来るツールが必要なハズ・・・。』

 

初めて経験する事を事前に予測出来る”何か”を探し始めました。

 

 

 

~プレでの日常等 別のパニック~

発表会等では激しく泣くかたちのパニックでしたが、一方では別の(恐らく)パニックがみられる事もありました。

例えば、
・先生と子ども達だけの状態で急にダンスが始まった瞬間や、
・教室から別の広いホールの様な何もない空間へ移動した瞬間、
・私と息子の二人で良く晴れた日に暗い部屋から室外へ出た瞬間などです。

 

f:id:let-me-pick-you-up:20171212144408p:plain

目の奥は笑っていない笑顔(←難しい説明ですみません)でヘラヘラしながら走り出すのです。

時には他人を押しのけたり、とにかく制御が利かなくなる」という表現が一番ぴったりくる気がします。

 

これが困った事に・・・他の方から見れば”楽しそうに遊んでる”様にしか見えないと思いますが、何かが違うのです。

私や先生の声が一切耳に届かなくなり、一度そういった状態になるとその後数時間は指示が通りにくい状態が続く様な様子が見られました。

 


こちらについての対応策は全く検討がつかなくて、相当悩んだ事を思い出します。

 

 

~それぞれの対応策~

結局、初めての経験で激しく泣くタイプのパニックには事前にイベント等のビデオを見せる事である程度解決出来る様になってきました。

 

イベントの映像に近い物をネットの動画サイト等で探すか、動画がない場合は園の資料等を探して過去の写真を息子に見せる様にしました。
(そういった写真もない場合は、手書きのイラストを描いてみせました。)

『これから起こる事を予測出来る様に。』

『行事の全体像を掴み取りやすくなる様に。』

『どんな事なのかを本人がイメージしやすくなる様に。』

という思いからです。

 

 


そして運動などの時間での笑顔の逃走は、”quiet time”(静かにする時間)の導入です。

 

2つ通わせていたプレのうち、同じ様な運動の時間があったのにインターナショナルスクールへ通っていた日は帰宅後も落ち着いて生活をしていたので担任の先生にお話しを伺うと、

「運動後に室内に戻ってから静かに沈静化する時間を設けているんです。それ(が良いの)かもしれませんネ。」

と教えて下さいました。

 

これは息子だけでなく、他のお友達もみんなで一緒に室内を暗くして静かに過ごす時間を作っているそうなのでした。

『なるほど、そういう訳だったのね・・・。』

という思いを今でも忘れられません。

 

外で興奮した後は沈静化の時間を挟んで別の行動に移るというのがとても有効である事を理解しました。(逆に外遊びで制御がきかない程に走り回る事はとりあえず仕方なし・・・十分に安全に配慮した上で思いっきり体を動かすメリットを選択するという事かな?と思います。)

 

それから、外へ出た瞬間に一人で走っていく事についてはパニックと言えるのかどうかはわかりませんが*1、走る事によってより興奮が増していく事も考えられました。
ですので、まずは私と外歩きの時に繋いだ手を振り切って走り出さない練習を目指す様にしていきました。(練習内容についてはまた別に書かせていただければと思います。)*2

 

 

 

~ヘラヘラ笑いパニックに気付いた時の詳細について~

『”ヘラヘラ”と笑いながら逃走し、数時間は制御が難しくなる事』を”もしかしたらパニックかも”と気付いたのは次年度の幼稚園通いに向けて通わせ始めたもう一つのプレでの出来事からでした。

 

そちらのプレでは保育中に何かスイッチが入ってしまうのか、笑って走り回り指示が通りにくくなってしまうというお話しを先生から受けていました。

それにプレが終わった後もしばらく私の話も聞いてくれず、帰宅するまでも児童館等へ長時間寄り道をしたがったり帰宅後もなかなか昼食をとりたがらなかったりと私が苦しむ事が増えたのです。

 

『そういえば、1歳代で何度か連れて行った児童館でも同じ様な事があったなぁ・・・。』

と思い出し、状態を整理して考えると・・・これは一種の”パニック”なのでは?と思い当たったのです。


腑に落ちなかったのはパニック状態なのに”ヘラヘラ笑う”という表情の不一致でした。

というのも、パニックといえば泣き喚いたりといった何らかの表情変化があるという私の思い込みがあったからでしたが、

『もしかして表情を作る事が出来ない程の混乱なのでは?

それにこの子にとって表情は生まれながらに獲得しているものではなく後天的に獲得する技術であるとしたら・・・?

という考えに行き着きました。

 

うちの子は対象物の輪郭(アウトライン)を真っ先に見てしまう傾向にあるのですが、もしそうした事が関係していて、表情の獲得が遅れているならば・・・あり得る事なのでは?と思えてきたのです。

 

とある知恵袋サイトに

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

人が笑う時に頬が上がるけどこれは先天的なものかどうか?を質問された内容で、先天的なものというお話しがあったのですが、
『人間はくすぐられれば誰でも同じような顔をして笑います』という回答の一文を見た時に「あっ・・・」と思いました。

 

そうです、感覚の過敏さ・鈍麻さがやはり関係しているに違いない!と思ったのです。

 

くすぐり等元来ある通常の感覚と思われる事に対して通常に入力(この場合”くすぐり”)しても、正しい出力(この場合”笑いながらくすぐったがる”)を得られる事が息子には少なかったのです。

この突拍子も無い考えをうまく他人に説明する自信がなくて、当時イラストを描いて整理しました。

 

f:id:let-me-pick-you-up:20171212150652j:plain

 

少しだけ説明させて下さい。

一番左に不安になる何かがあるとします。

それを見ると普通は頭の中で不安を伝える物質が出て、赤い線にあるようなそれに見合った行動(大人に通知したり守ってもらおうとする等)をすると思います。

でも息子の場合はその神経伝達物質をうまく受容できないなど、正常な脳の働きが阻害されてしまい、緑の線にある様な逃避行動に出るのだと思いました。(ただしこれも普通ならヘラヘラ笑いではなく困り顔になると思います。)

 

試しにこのイラストを夫に見せると

「ふーん。」

の一言で終わったので整理がついたか自信がなかったのですが、 考えを自分なりにまとめ上げ、その問題が発生した方のプレの先生にお話しした所、

「そうです!息子さんのあの行動は確かに”パニック”と思えます!」

と妙に二人で納得したという経緯がありました。

以降はこちらのプレでもパニックを事前に予測して回避していただける等の適切な対応によって徐々にヘラヘラパニックも減っていったのでした。

 

こういった事から、息子に表情を教えていかなくてはという思いが発生しました。
そして、視点を相手の輪郭→顔の中心へ移行していく必要性を改めて強く感じたのでした。


また、この件を通じてこうしたちょっとバカげた考えでも出来るだけ整理して息子に関わって下さる先生方へ伝える事の大事さも理解していきました。

 

 

 

 

 

 

 

*1:おそらく固有感覚の位置覚への刺激を好む傾向があるのだと思います。息子の場合特に下り坂を駆け下りる時に太ももや大腿骨にしっかりと力が伝わる感覚が大好きな様でこうした行動に制御が効かなくなる傾向にあったのだと思います。(もちろんプレで何やっているかよくわからないパニック感からの走り出しだった事もきっとあったかと思います。)

似たようなエピソードとしては↓の記事で2歳当時の山登りでは制御が効かない状態だった事をお話しさせていただいた事がありました。

let-me-pick-you-up.hatenablog.com

当時は今よりも前庭感覚や固有感覚といった感覚への刺激を求める傾向にありましたので、こうした事は日々たくさん・・・ありました。

 

 

*2:結局こうした訓練を経て外歩きで手を離しても安心して飛び出さない様になってきたのは3歳半頃でした。といっても4~5歳の頃はまだ

「外へ出て周りが見えなくなる程興奮したり走り出さないか?」

と聞かれると100%とは答えられない状態ではありました(笑)が、さすがに小学生になった今ではほぼ大丈夫です。

何が作用したのか?という分析があまり出来ていないのですが、

『言葉の理解』

『愛着関係』

『(”みんな”を対象にした)一斉指示があるという事への理解』

こうした様々な理解や経験を通じて・・・ある程度の飛び出しは治まっていったのだと思います。

食事中にうろうろ・・・しなくなった頃(2歳6ヶ月)

当時は食事も大きな課題でした。

まず食事といいますか、食品そのものに興味が薄いので、料理内容で興味をひく事が難しかったです。
限界の空腹になってはじめてぎゃーーーと泣き、慌てて食べさせて落ち着かせるしかなかった頃もありました。

でも食事時に立ち歩く事は、やはりどうしても小さいうちに改善しておきたいな・・・という思いがありました。


家族みんなで囲む食事の楽しさが、息子の遊びの楽しさに負けているという事なのでしょうけれども、いつか楽しく食事が出来る日を想像しながら対応していきましたので経緯も含めてお話させて下さい。

 

 

 

~乳児期の離乳食頃~

まず、子どもの発達障害に気付くまで 3(生後4か月~9か月)でも書きましたが腰の座りが遅かったからか、食事の席につかせるのも一苦労、座らせてもすぐにイスから滑り落ちて座る事を嫌がった頃でした。

 

この頃は仕方なく私の膝に座らせて食べさせる事もしばしばでしたが、ゆでたかぼちゃやじゃがいもといった野菜を固形物のまま食べてくれていたし、フォーク等を使って口へ運んだりもしていたので、口腔内の過敏さや手先の不器用さには気付かなかった頃です。

 

それが次第に固形物を拒否し始めた1歳頃から、ウロウロ立ち歩く事もひどくなり、本格的な対応をしていく事となりました。

ウロウロする、と一口に言ってしまえば簡単ですが、どんな時にウロウロしているのかなぁ・・・と(料理意外の理由を)観察してみました。

 

<色んなシーンで立ち歩く理由>
(1)おむつが不快なのか座る事が苦手なのか、座る事そのものが嫌そう。*1
(2)不安な事(主に音)があった時確認しにいく様子が見られた。
(3)スプーンやフォークがうまく使えず、違うスプーン等を取りに行こうとする時。
(4)少しお腹がふくれて、ご飯に興味がなくなったのかな?という時。
(5)おもちゃ等、何か気になる物を見た時。
(6)誰かが立った時。

 

大きく分けると上記の様な原因かな?と思えてきました。ですからそれぞれに対応していこうと思った次第です。

 

 

~環境を整える~

当時はまだ発達障害についての知識は何もなく、ただ対処療法の様な対応方法でしたが、根底にあったのは”食事のあるべき姿”にしていこうという事でした。

①事前にトイレを済ませ、手拭や手洗いの習慣をつける。・・・上記(1)に対応
②食事イス(ベルトが付いていて固定できるもの)を使う。・・・(1)に対応
③食事時は夫には申し訳ないけれどTVは絶対に消す。・・・(2)に対応
④スプーンやフォーク、食器を本人が使い易そうな物に見直す。・・・(3)に対応
⑤1回分は少量で回数を増やし(おやつ・間食の導入)、一度にかかる時間を10分~15分程度の目安にする。(当初は息子が座っていられるだけの集中力がせいぜい5分程度だったので、少し長めに設定しました。)・・・(4)に対応
⑥比較的息子の視野が広いと思えたので、思い切って白い壁に向かって座らせてみる。・・・(5)に対応
⑦私も息子の食事中は立ち歩かない。(お茶やご飯のおかわりは事前にテーブルに用意しておく。)・・・(6)に対応

 

 

上記に挙げた理由ですが、①の事前準備は当然ですね(笑)

②座席の改善は、まだ幼かったので私の膝でも良いかなと思ったのですが、顔を見たかったのと私の目を見て欲しかった思いから、落ちない工夫がされているイスを探そうと思いました。

 

③TVや音の改善については同じ様な方も多いかと思いますが・・・うちの夫はTVが大好きです(笑)。TVを見ながら食事をするのが至福の時なのだろうなぁ・・・と思います。そんな夫からTVをとりあげるのは非常に心苦しかったし、消して上手くいくかはわかりませんでしたが、、、息子の為に数年は我慢して欲しいとお願いしました。

 

④食器や道具の見直しですが、これが意外と難しい条件でした。フォーク等はまだ手が小さく、握力が弱いのか、上手く握れるサイズ・重みのものがなかなか見つからなかったり、食器も”返し”というのでしょうか?ヘリを利用して掬い上げるのに最適のものが見つかりませんでした。
(うまく出来ない息子を変えるより、環境を変えた方が適応が早いというのはこういった事から気付いていった事でした。)

 

⑤食事量の見直しは”とりあえず10分”を目標に、座れたら褒め、座れなかったら半分の5分で改めてやってみようと思ったからです。*2

 

⑥視覚的刺激の改善ですが、集中力が途切れる原因は食事をする空間とリビングが明確に区切られていないからかな・・・?という予想でした。そうした空間でしたのでダイニングテーブルのすぐ近くに先程まで遊んでいたおもちゃが転がっているという事も当時は多々ありました(^^;
ですので食事を促し、テーブルに向かうと目線の先は壁になるので、その隙におもちゃをさっと片付け、絶対に視線に入らない様にしてみようと思いました。

 

⑦観察すると私が立った瞬間”つられ立ち”の様な行動をとる事が意外に多くて、これは一番改善しやすそうな事だったので是非やってみようとすぐ思いました。

 

 

 

 

~それぞれの結果は・・・~

③TVや音の改善

まず(夫には申し訳ないですが)③が一番効果的だったかもしれません(笑)


というのも視覚優位と同時にTVの音は息子には不快な音も多く、TVからの音で不安感を煽られウロチョロという事が無くなりました。(不安感だけでなく、気になる音声や視覚的要素ももちろん無くなるのです。)

 

①事前準備

②座席の改善

①、②はじわじわ効果が出たという感じですが、やって良かった事でした。
手洗いをする事で、見えない菌やウィルスを想像する事に繋がったり、手を洗う→食事をするという流れ付けが出来て気持ちも切り替え易くなってきたからです。

 

イスはベルト等もついていましたが、拘束は嫌がったので殆ど使いませんでした。その代わり、目を見て指示をする事を心がけたり、落ちないようにずーっと息子を見ていたりと、親が遣るべき事を再確認した様なものでしょうか。
結局市販の木の食事イスを用いたのですが、結果的には時間はかかったもののイスに座る訓練と座位を支えるための腰周りの筋肉が育つ事になったと思います。 

※腰回りの筋肉はアスレチックなどの公園遊びや体幹を鍛える遊びなどでも手軽に育むことが出来る様です。ですが逆にサボるとすぐに座れなくなる様で、5歳代にだいぶサボってしまったので今はまたぐにゃぐにゃに。改善に向けて日々体を鍛えなおしている所です。不断の努力って大切ですね(T_T)

 

 

④食器や道具の見直し

これらは出来れば早く改善したかった事ですが、導入が一番難しいと感じた事でした。

f:id:let-me-pick-you-up:20171210085722j:plain

結局約1年程かけて探した中で一番良かったのが写真真ん中のお節の重箱用の小分け皿というのでしょうか?
”返し”の高さもちょうど良く、漆器なので重すぎず軽すぎず、使った後の手入れも簡単で3歳後半まで使っていました。3歳10か月でスプーンをやっと↓の様にL字持ち出来る様になったのですが、その頃まで使っていました。

f:id:let-me-pick-you-up:20171210095539p:plain
これの代用が、右のカエルのお弁当箱で、好きなカエルで”返し”も十分という事でこちらも良く使っていました。
そしてお箸も同じカエルシリーズの物を長期間使っていました。(というのも輪のあるタイプは確かに持ち方が身につくのですが、お茶等の時に外しにくいので嫌がったからでした。)
フォークは比較的何でも使っていたのですが、スプーンはまず写真真ん中の大きめの物を多用していました。すくった物を口に入れる前に落としてしまう事が少なかったからです。(ここ半年程は黄色い新幹線の物を使っています。これは細身で持ちやすく、口に入れる部分もちょうど良いサイズの様です。)

こうして徐々にスキルが上がってきてから写真一番左のセットを使う様になってきました。

 

⑤食事量の見直し

⑤は、1~2ヶ月単位で5分ずづ伸びていった様な感じでしたが、一度に長く座る事よりも、短い目標設定で褒める回数を増やし、後は成長と共に筋肉がついてくる事を信じて取り組んでいました。最近でもせいぜい30分程度ですが、タイトルの通り2歳半頃で一応食事の最後まで座っていられる様になりました。

 

 

⑥視覚的刺激の改善

⑥は・・・やってみるとやっぱり予想通りだった、という感じです(笑)多分相当視野が広いです。音を立てずにおもちゃを片付けるのは至難の業でしたが、これでかなり集中力が途切れる事がなくなりました。ただ、食べている間に思い出したりもしますので、確実な訳ではないですが、大きくなってくると、”片付け→手洗い→食事”の様な流れ作りも出来ますので、気持ちを切り替える為にも導入して良かったなと思います。

 

⑦つられ立ち

⑦実はこれが一番私にとっては辛い事でした(笑)
「ちょっとお茶のおかわりを・・・」、「お箸落としたからさげるネ・・・」、「冷蔵庫の○○取ってきます・・・」といった事は全部封印するという事でしたから、息子の食事が終わるまで夫と私の事は後回し。それは良いのですが、息子のおかわり等も事前に準備しておかなければいけなかったので、良い私の訓練になりました。


こんな事を根気強く続けていくうちに、食事中の多動は改善されていきました。

 

ちなみに少し成長した4歳頃でもこうした手洗いやTVを消すといった事は継続していましたが、⑤の食事量のコントロールはもうしていませんし、⑥の壁に向かって座らせる事もしていません(ただおもちゃ部屋のある方向へは背を向ける様な配置にはしています。)、⑦も「おかわり持ってくるネ」と言えば理解出来る様になったので私が立ち歩いてもつられる事はなくなりました。

 

 

環境の調整は真っ先に取り組んでみて損はない、という感触を得た一件でした。

 

 


次回はプレのイベント毎にパニックになった事をお話しさせていただければと思います。

 

*1:腰の座りが遅かったので、座位を保つ筋肉の弱さは否めませんでした。座り続けられるだけの筋肉を徐々に養いながら経過を見守る事も大事かな、焦らず叱らず気長に待つしかない日が続きました。

*2:食事時に座り続けられない原因として食べる事そのものも非常にゆっくりで、特にスプーン等の使い方の弱さと口の中の使い方の弱さが一度の食事に時間がかかる原因でした。

・自分でうまくスプーンが使えないから『ママ食べさせて?』となり、息子の手がヒマになるからあちこち触る。
・いつまでも口に入れた物を飲み込めないから、噛んでいる間頭がヒマになりうろちょろする。

悪循環の要因である事は間違いありませんでした。

それでも上記2点の改善は本人の不断の努力が必要で、改善の目処は中長期に渡る事が予想されました。(スプーンは4歳目前、口腔内の使い方は6歳を過ぎた今でもまだ弱さが残っています。)

だから一番即効性のある改善は私の動きや環境を変える事、という発想に至りました。

トイレトレーニングでわかった事(2歳2ヶ月~2歳8ヶ月)

今日は息子の2歳代の”トイレトレーニング”について記録させて下さい。

今となっては懐かしく楽しい記憶ですが、当時はあれこれ試行錯誤の日々でした(^^;

 

おむつはずしについて色々模索する中で、実は3つ気付いた事がありました。

  1. 外部のステータス変化(=ここでは洋服が濡れる事)を敏感に察知出来る
  2. ”カッコイイ””かしこい””カワイイ”を教えなくても理解していた事。
  3. 言葉で説明し教えれば、(たとえ模倣が苦手で自分自身のみでは獲得できない事でも)ちゃんと出来る様になる・・・のでは??

”トイレトレーニング”はこうした事への私自身の気付きに繋がり、親としても息子の育て方についての理解が一層深まりましたし、おむつがはずせた結果本人にとっては大きな自信に繋がったりと、成功して家族がまた一段大きくステップアップ出来た一件だったなぁと改めて思います。


そういった事を導入や経過を含めてお話させて下さい。
(※そうは言っても排泄のお話しですから、苦手は方は読み飛ばして下さいませ。)

 

 

~本格的なトイレトレーニングの開始~

1歳後半から徐々におまる等を使っておむつを外す準備はしてきたのですが、まだしっかり足でふんばる力そのものが弱くフラフラと安定しなかった事や、当時は冬だったのでトイレの空間そのものが寒かったり等の環境要因もあり、本格的なトレーニングは夏に先送りしていました。

 

そして2歳2ヶ月頃から初夏という事もあって、2時間毎にトイレへ連れて行く様になりました。(夏でしたのでこまめな水分補給の為か本人のトイレの間隔は実はもう少し短かったのですが、あまり頻度を上げて本人が嫌がる事になっても良くないと思い、無理のない2時間毎という時間設定にしていました。)

 

最初はトイレへ連れて行ってももちろん出ませんし、まだ当時は『排泄したい』要求を伝えてくる事はありませんでした。
しかしそのうち偶然タイミングがあったのか、一度だけトイレで小の方を成功した事がありました。2歳3ヶ月の終わりの事です。

 

それでもその後はまたトイレで用をたす事はしばらくありませんでした。

でもそれから3週間以上経ったある日、「トイレ!」と言う事があり、連れて行くと大きい方を宣言通りに出来たのです。

 

 

~”小”の感覚の方がわかりにくい~

『”大”の方がやはり感覚的には掴み取り易いのかも知れないなぁ。』
とすぐに気付きましたので、”小”の内部要求を察知する感覚をどの様に気付かせていこうかな?という事にこれ以降はトレーニング内容をシフトしていきました。

 

しかし、そう簡単にはいきません(笑)

 

まず、大人とは違い臓器そのものがまだ小さいので膀胱等に溜めておく量自体もそんなには多くないのですよね・・・。
だから息子もまだこの頃は30分とか、短い時は10分後など(笑)ごくごく頻繁にしていました。

 

『トイレトレーニングを始める目安として、2時間程の間隔があく様になってから』

 

とは良く聞いていましたし、私自身の家系が腎臓や膀胱といった器官が弱い家系でしたので、あまり焦って負担をかけさせたくない思いもあり本当にのーーーーーんびり構えていました(笑)

 

このまま2時間の間隔になるまで様子を見ようかな?と思い始めた矢先、間隔が1時間程に開き、一度の量も増え始めました。2歳5ヶ月頃の事です。
(今となって振り返ってわかる事ですが、夏休み等でプール遊びや外遊びの結果、体力や筋力も増え、体格もしっかりしてきた事が一つの要因として考えられます。)

 

『せめてトイレに行きたい感覚だけでも何とか理解させられないかな?』と少し手を打つ事にしてみました。

 

 

~ファッション(見た目)を利用する~

1歳3ヶ月頃の外遊びの頃から、お気に入りの靴下や靴があったり、好きな色があったりと見た目に対する”こだわり”がある子でしたので、それを利用してみようと思いました。

f:id:let-me-pick-you-up:20171207081147p:plain

 

息子が好きそうなパンツを数枚用意しました(笑)
「ほらー、カワイイでしょ~。☆が書いてあったり、色も色々あるよー。」なんて言いながら息子に見せました。


案の定すぐに『これ履いてみたい!』という反応でしたので
「カッコイイじゃない!」

と声をかけながら履かせるも・・・最初は数十分で失敗して泣き出していました。

 

すかさず

「大丈夫、まだ他にも色々あるから!」

「夏だしお洗濯してもすぐ乾くよ!」

と切り出し、違うパンツを履かせては

「こっちはカワイイね!」

とか、
「ズボンもすっきり履けるネ!」

といった言葉をかけながら、取っ替え引っ替え。

 

その日は2時間程で3枚のパンツを失敗して『もうイヤだ!』という反応に変わりましたのでやめました。

 

でもこの時気付いた事は、濡れた時全部出し切ってから泣くのではなく最初のほんの少しで泣き始めましたので、自分の中から起こるトイレの要求はわかり辛くても、パンツや洋服が濡れるという『外部ステータスの変化』はすぐに察知出来るタイプなんだ”、という事がはっきりわかりました。

 

 

~見た目に惹かれて再びやる気に~

それから1週間程は失敗を恐れてパンツを履きたがりませんでしたが、見た目の良さに惹かれてまたすぐに自分でパンツを持ってくる様になりました。

 

そうして、今度は30分毎にトイレへ連れて行き、出たタイミングで
「おしっこ溜まってたね~、おなかスッキリしたねー。」

という具合で、トイレの前後で本人の体内のステータスが変化した事を言葉で伝える様にしました。

 

それ以来トイレの時間ではなくても足をモジモジさせる事があれば
「それってトイレに行きたいんじゃないかな?」

という様に言葉で息子の体内で起こっている変化を伝え、本人に感覚を気付かせる様に促していきました。


こうしてトイレの要求を掴み取る事が出来る様になったのか、

「トイレ!」

と伝える事はあまりありませんでしたが、自分でトイレへ行く様になりました。
(多分伝える必要性をあまり感じなかった事もあるかと思いますし、元来から要求を言葉で他人に伝える事が苦手なタイプなのが大きな理由かなと思います。しかしそれでも外遊びなど、公園で遊んでいる時なんかには「トイレ!」と言う様に徐々になっていきました。)

 

無事成功した時は
「かしこいね、ちゃんと行けたネ!」

と伝えるとにや~と嬉しそうにしていましたので、『カッコイイ・かしこい・カワイイ』等の褒め言葉を理解している事もこうしてわかったのです。

 

そして、苦手な『内部要求の掴み取り』(←に関して療育を決めた時―感覚統合(2歳5ヶ月)で書いてみましたのでよかったらご覧下さい。)もこうして言葉で伝えていけば理解していけるのでは?と私が最初に気付いたきっかけにもなりました。
以後、感覚的な事でも出来るだけその場に即した言葉を伝える様にしていきました。


結局、プレなどでは念のためおむつを履かせていましたが家庭ではパンツで、3学期頃には何とかプレでも大丈夫になり、幼稚園の入園には間に合いました。(今でもたまに遊びに夢中になるとダメなときもありますが、まぁ・・・一応トイレの要求はわかりにくいけど何とかわかるみたいです。幼稚園の先生方すみません<(_ _)>)

 

 

 

 

 

 

 

 

[追記1]
4歳当時で、トイレで問題が全て解消したか・・・というとなかなかうまくはいかない部分もありました。

例えば、
①外出先のトイレで「ボクは男の子だからママとは行かない。」と男性用を使うこだわりがある。 
②立って使うトイレはまだうまく使えない。(女性にはわかりにくいですが、例のものが”はりつく”らしく手を添えないといけないのに、上からだと手を添える位置が見えにくい・・・自分の体を想像しながら手を添えるのがまだ難しいのかなと思います。)
③座って使う個室トイレは高さがあると座れず、又、個室の暗さが怖いため尚更一人では使えない。

こういった事から、外出先で夫がいない場合は何とか一人で「行って来る!」のですが、成功:失敗比率は7:3といったところでしょうか(笑) 一人で出来る様に訓練継続中です。

→幼稚園当時はこうした様子でしたが、小学校にあがる頃には立って出来る様になっていたり、一人で十分公衆トイレを使えるようになりました。

 

[追記2]
振り返ると筋肉の強化がキーワードかな?と思います。

おしっこや便意を感じる為には、体内の動きを感じ取る力が必要ですね。
2歳5ヶ月頃から外遊びでしっかりと体を作ってきたのですが、それが良かったみたいです。

腹筋や背筋が育ってくると、そうした筋肉に挟まれた体内を何かが通過する感覚をより感じる様になっていきました。

ですから、息子の場合は
①用を足した後のスッキリ感を理解する。
②もやもやと何かが溜まっていく感覚を理解する。
の順番で理解していきました。

とはいっても筋肉の育ちにくいタイプのお子様や、そんな事をしなくても感じ取れるお子様などタイプは様々でしょうし、トイレそのものの雰囲気や臭いが苦手な子、高さが合わない不安感で出来ない子等トイレトレーニングの苦労は千差万別ですね・・・。

あくまでもウチの例という事でご理解下さいませ。